男の子を伸ばす父親は、ここが違う! (扶桑社文庫)

著者 :
  • 扶桑社
3.00
  • (1)
  • (6)
  • (8)
  • (2)
  • (3)
本棚登録 : 62
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594071547

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 長男が小学二年生になって改めて読んでみた。著者の言うように母親に適正がなく、父親がやるべきことは多いように思う。
    特に勉強や躾を感情的にやる女性が身近にいると、疑問が日々発生する。これを言葉にすると夫婦関係がギクシャクするので避けるのだが、フラストレーションがたまる。たぶん、長男もそう思ってるはず。
    何がいいかは確信が持てないが、長男が没頭することを一緒に見つけたい。ただキャンプは苦手なんで遠慮しておく。
    最後に妻との接し方があったが、うちは専業主婦だが、自己主張は強く、週末は私が料理当番で平日の夜は皿洗いまてで付いてくる。これは甘えている、と解釈して片付けるしかないんだろうか。そこに頭を使うのは辞めて長男の成長を見守りたい。

  • 特に得ることなし.
    女性に対するマイクロアグレッションが充満
    一部でも暴力を肯定する内容
    エディプスコンプレックスなど基本的用語の無理解,誤用
    ちょっと…ないな.


  • ・キャンプ体験で自分が判断して行動したことの影響、責任を理解させる。
    ・何かを判断して動いたら、それを自分で処理する習慣が大事。誰かがやってくれる、と思わせてはいけない。
    例 脱いだ服の処理、トイレットペーパーの交換
    ・自然や芸術に触れる実体験を。

    ・因果関係を教え、予測力をつける。
    ・食事マナーは大事。本能的な行動をともにすることは相手に強い影響を与える。
    ・料理や皿洗いなどの手伝いで、効率的かつ効果的に物事を処理する能力を育成できる。

    ・なぜ勉強するのか
    より多くの知識を身につけて、世の中で起きていることを的確に見定めて、他者に騙されずに豊かで平和な人生を送るため。

  • 【子育て・教育】男の子とを伸ばす父親は、ここが違う/20160517(63/489)<191/42059>
    ◆きっかけ
    ・日経広告

    ◆感想
    ・キャンプの効用は大きい。

    ◆引用
    ・男の子を伸ばすのに最大の効果があるのは、好奇心を育てること。
    ・散歩へ連れて行く、公園へ行く、砂場で山作ろう等々提案して遊ばせる、観察だけする
    ・一緒にいてくれた、という記憶が子供を諭すときに、説得力をとても強めてくれる。
    ・子供は群れて遊ぶと体験を深める。
    ・急激に学力を伸ばす子は、多くが幼いころからキャンプへ行っていた。
    ・キャンプでそれぞれの役割を決め、自由にやらせてみる。失敗しても手を貸さない。じっと我慢して見守る。失敗することが大きな目的だったりする。
    ・男として持たなければならない重要な要素(=好奇心、追体験、判断力、実行力)がキャンプでは養うことが出来る。
    ・体験を多く持つには、強い好奇心とそれを追体験する為の行動力が必要。
    ・BOOK:キャンプに連れて行く親は、子供を伸ばす
    ・判断力(物事を客観的に把握し、比較検討し、情報を収集して総合的に決断を下す)⇔感受性(理屈抜きで心情が動いたものに従う)の両方を持つことが、真の賢さ。感受性を豊かにするために芸術に触れさせる。
    ・子供達は大人より物事を新鮮に捉える事が出来る。
    ・家事をやることは確実に伸びる
    ・何故勉強するか?世の中には残念ながら他人のものをうまくかすめ取って、私腹を肥やす輩が多くいる。そんな輩から身を守るためには鋭い直感、的確な判断力、実行力が必要。騙されないための知識を身につける為。
    ・良い大学に行くよりも、自分の勉強したいことを勉強するために大学へ行く。
    ・Book:超音読法(読解力+表現力を身につけさせる)
    ・塾:なぜ?という問う力を奪う方向。しかし、なぜ?は自主的に勉強する、理解を深める為には不可欠。
    ・なるほど、が口癖の子供は勉強できるようになりやすい。
    ・子供が集中している状態を多くする。集中しているときに妨害しない。
    ・反抗期に入る前に、一応父親としての役割は果たしましたよ、といえるくらいのことはやっておく。
    ・家事:こどもにとってもっとも身近に展開されている仕事。主体的にやる。カレー作り
    ・自由時間を与えて主体性を持って行動させる。
    ・過干渉は子どもがもともと持っていた伸びしろを失ってしまう。
    ・妻には趣味を持たせる。趣味で自分を客観化できる。母親が豊かになることの子育ての効能がある。
    ・息子に女性を理解さえるためにも、妻の存在は貴重
    ・小さいうちに男どうしで一緒に遊んだことがほかならぬ父親の一生の宝。

  • 子供の仕事は肉体的にも精神的にも健康を維持すること。そのために父親として何をすべきか再考するのによい本。

  • なんで?と疑問をもち、その理由を実体験させることで子供は伸びる。これはただ教えられるのではなく、疑問に感じたことだからこそ真剣に知ろうとする気持ちを大切にするということである。

    勉強する目的を教えるというものも納得。
    「宇宙飛行士になりたい!」と言い出したら、数学、理科を学ぶ必要があることを教えて、勉強する目的を見つけてやる気につなげさせる。
    無理やり勉強させるよりも何倍も真剣に勉強するであろう。

    また、集中しているときは頭がよくなっているときであるというものも以前の子育て関連の本で読んだことがある。
    子供自身が自分で考え、集中しているときは頭がよくなっているときであり、邪魔をしてはいけない。
    これが一番大切なことかもしれない。

    興味をもって真剣に取り組むことこそが一番大切なことであろう。

  • 参考になるところは多い。子供との接し方については、いくつになっても考えさせられる。
    エッセンスは、いろいろと詰め込まれていると思う。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1957年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒。教育環境設定コンサルタント。学生時代にバイトで始めた家庭教師が天職となる。奇跡の合格と学力不振解決を続々成功させ、「カリスマ家庭教師」とも呼ばれる。専門は国語記述解答と小論文指導であるが、音読法、作文法、暗算術など数多くの学習法や能力向上メソッドを開発。最近は、焚火教育とリベラルアーツの実践に力を入れている。講演は「マシンガントーク」と評される。『男の子を伸ばす母親はここが違う!』『超音読法』(扶桑社)、『中学入試国語選択ウラのウラ』(主婦の友社)など著書多数。

「2013年 『必殺 センター古文』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松永暢史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×