雪の狼と紅蓮の宝玉(上) (扶桑社ロマンス)

  • 扶桑社
4.20
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594072513

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 待ちに待ったアルファのホークと、サイのシェンナの物語。

    上巻では、ホークの葛藤が描かれてる。
    シェンナに”伴侶”の絆を与えてやれないからと、必死で距離を置こうとするものの、ことごとく失敗。

    シェンナから結局離れていられずに中途半端にちょっかいをだしては、距離をおくの繰り返しで、シェンナに期待させては突き落とす…ってやってる感じで、わたしならいいかげんホークの顔にチョーパンいれたい。

    今回は、この二人の他に群れの治療師のラーラと、シェンナの伯父のウォーカーとの恋も綴られてる。
    こっちはウォーカーも穏やかだし、ラーラも優しい人柄でイライラさせられることなく、微笑ましく読んでてほっとする。
    すっごく長いシリーズのように思えるけど、第10巻なんだよね。
    毎回内容が濃いから、昔からずっと読んでる気にさせられる。

  • シリーズ10 やっとシェンナ・ローレンとスノーダンサーのアルファ・ホークのロマンスです。
    上下巻のボリュームタップリにエッと思いましたが、読みはじめたらあっという間の面白さです。
    サイ評議員のヘンリーからの攻撃、シェンナのXサイとしての危機、ウォーカーとラーラのロマンスまでが絡まって息を尽かせぬ展開が楽しめます。
    また、増えた登場人物に対応して、アイウエオ順のキャラクター一覧が!助かります。
    そしてホークのフルネームについて、はシェンナに打ち明けるシーンは有るのに不明のままです。
    あと、キットがどんどんいい男になってきて、ホークの次に期待のヒーローとして待ちたい感じです。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

フィジー生まれ。ニュージーランドで育ち、日本で3年間すごす。2003年にデビュー。パラノーマル・ロマンス〈サイ=チェンジリング〉シリーズでベストセラー作家となり、数々の賞に輝く。〈扶桑社ロマンスのナリーニ・シン作品〉『黒き狩人と夜空の瞳』『冷たい瞳が燃えるとき』『氷の戦士と美しき狼』『気高き豹と炎の天使』『封印の獣と偽りの氷姫(ひょうき)』『燃える刻印を押されて』『遠き記憶が輝くとき』『裁きの剣と氷獄の乙女』『藍色の瞳の女神と戯れて』『雪の狼と紅蓮(ぐれん)の宝玉』(上・下)『金眼の黒狼(こくろう)と月下の戦姫(せんき)』(上・下)

「2016年 『黒曜石の心と真夜中の瞳(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ナリーニ・シンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×