雪の狼と紅蓮の宝玉(下) (扶桑社ロマンス)

  • 扶桑社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594072520

感想・レビュー・書評

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  • 【スノーダンサー】のアルファのホークと、サイのシェンナの物語下巻。

    いや、読み応えあった。良かった。文句なしに☆5つ。
    【ダークリバー】のサッシャに娘が生まれたり、シェンナの伯父ウォーカーと治療師ラーラの恋も実り、シェンナの暴走する巨大な力をどう収束させるのか、ハラハラしてたけど、何もかも素晴らしく収まった。
    たまにはこんなのもいいんじゃないでしょうか。

    シェンナが登場してから、この若いお嬢さんが群れのアルファに恋をして苦しんでるのを見てきただけに、本当に感慨深い。
    読後感爽快。

    いつものお楽しみの、本文からの削除シーンもたくさん載ってるし、満足しました。
    次も楽しみ。

  • 上巻で中々進まなくてイライラさせられたシェンナとホークのロマンスも〈純粋なるサイ〉からの度重なる攻撃のなかドンドン熱くなり、ラストの盛り上がりったら……
    シェンナのが助かるキーポイントが●●だとは予想を超える発想でした。
    下巻のラストには楽しいオマケの削除シーンが5本も。内容も嬉しいのですが、プロの作家が何を考えてこのシーンを削除してのかがコメントしてあって勉強になります。
    そして読者はこんなに面白いシーンもストーリー進行やテンポを考えて削られるのか、もったいない!と思いつつ、今回公開してくれた作者と扶桑社に感謝できます。
    表紙イラストも特に下巻のシェンナはイメージピッタリで美しいです。

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著者プロフィール

フィジー生まれ。ニュージーランドで育ち、日本で3年間すごす。2003年にデビュー。パラノーマル・ロマンス〈サイ=チェンジリング〉シリーズでベストセラー作家となり、数々の賞に輝く。〈扶桑社ロマンスのナリーニ・シン作品〉『黒き狩人と夜空の瞳』『冷たい瞳が燃えるとき』『氷の戦士と美しき狼』『気高き豹と炎の天使』『封印の獣と偽りの氷姫(ひょうき)』『燃える刻印を押されて』『遠き記憶が輝くとき』『裁きの剣と氷獄の乙女』『藍色の瞳の女神と戯れて』『雪の狼と紅蓮(ぐれん)の宝玉』(上・下)『金眼の黒狼(こくろう)と月下の戦姫(せんき)』(上・下)

「2016年 『黒曜石の心と真夜中の瞳(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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