シチリアの獅子に抱かれて (扶桑社ロマンス ラ 9-11)

  • 扶桑社
3.43
  • (0)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594073305

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    取材と休暇を兼ねてシチリアを訪れたアメリカ人デザイナーのジェイミーは、大学教授である祖父の依頼で、彼のかつての教え子ステファノ・レオーネ検事と連絡を取ろうとする。しかしマフィアに暗殺の標的とされ、精鋭部隊の厳重な警護下にある彼には容易なことでは近づけない。苦労の末ようやくステファノとの面会が叶ったジェイミーだったが、そこで待ち受けていた彼の、皇帝とも見まがう男性的魅力に圧倒されて…官能に彩られためくるめく四日間が始まる。エロティック・サスペンスの決定版!

    ページ数が少ない設定にしてはよくまとまった作品かな。
    え?見張りはつけないの?って突っ込んだ以外は面白かった。
    ラスト教授とステファノの再会シーンが欲しかったなぁ。

    The Italian by Lisa Marie Rice

  • 90%ホットで、5%食事やプール、地の文で、3%がおじいちゃんのことで、残り2%で事件解決した感じかな(おいっ!)相変わらずの電光石火な事件解決に驚くとともに、敵のあっけなさにも驚きます。あんた、この4年?3年?なんだかんだと検事ヒーローに捕まらないようにしてたのに、弱点になりうるヒロイン見つけたーとばかり動き出して4日もしないうちにパーンである。( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーンではなく、死に至るパーン、いやバンか。あとさ、ヒロイン、ナニをスケッチするのやめてあげて(笑)The Italian

  • シチリアにデザインの取材と休暇にきたデザイナーのジェイミーが、祖父についでと頼まれたお使いで出会ったステファノ判事とのめくるめく愛。
    全体の8割が勃起しっぱなしのロマンスシーン、さすがマリー・ライス。
    残ページが残り少なくなっていくのを感じながら読み進めて、どう終わらせるのか心配になる急展開です。
    実際に似たような苦難の判事がいて…という後書きを読んだので、内容をずっと重く感じて読み込めた気がする。

  • (ネタバレ有り)

    いつものヒーローと共通点はあるんだけど
    ちょっとだけ違う? と思いながら読んだ。

    祖父のお使いも兼ねてヒロインはシチリアへ来た訳だけれども
    たとえ(祖父が)辛い目にあったとしても
    そもそも祖父はヒーローの立場が分かるはずなんだから(元々の職業柄)
    その辺りも覚悟しているべきでは? と思った。(厳しいだろうか?)
    呑気に素人のヒロインにおつかいものしていいのか? と思ったけど
    そうでもしなきゃ、ふたりは出会えないんだよね(笑)。

    上記に関するもやもやを除けば、割と楽しんで読めたかな。

  • 巨悪と闘うヒーローに愛されることで危険にさらされるヒロイン。結構痛い目に会います。
    愛されてもあんな目にあったら、私は無理だなあ~と思いながら読了。
    ヒーローはヒロインにメロメロ。hotなシーンも全開でリサ・マリー・ライスらしい作品です。

  • 休暇と取材を兼ねてシチリア滞在中のアメリカ人商業デザイナーのジェイミー。
    彼女は大学教授の祖父からの頼みで、彼のかつての教え子であるステファノ・レオーネ検事に贈り物を届けようと連絡を取ろうとする。
    しかし、マフィア殲滅を旨とする彼は暗殺の標的とされ、精鋭部隊の厳重な監視下にあり簡単に会うことは叶わない。
    苦労の末、ようやくステファノと面会できたジェイミーだったが、待ち受けていた彼の魅力に圧倒されー
    官能に彩られた4日間。

    なんかいまひとつ…

    素晴らしく美しい街とゴージャスな館に美味なる食は分かったよ‐

    始めのアポイントの取り方も、そりゃあたらい回しになるわ‐って思うし
    警護官の態度もいくら職務にしても感じ悪い…
    敵方も末端は忠誠心も根性もなくなってる、と描写があるけど…そこは一般ブロガーでも自宅割れ警戒するひとは加工してるだろって点で。アホすぎる。
    終り方も、エピローグ切ったのかと思うような投げっぱなし切りっぱなし感…

    祖父の様子が良くなったら、やりかけの仕事の続き、モザイクの模写をしにイタリアに来て、ヒーローの転勤先でも美しい街並みとロマンティックな時を堪能する、と脳内補完しておきます‐

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

Lisa Marie Rice
リサ・マリー・ライス
1951年アメリカ生まれ。翻訳者、通訳を経て小説家に転身。官能に彩られたロマンティック・サスペンスを中心に旺盛な創作活動を展開。『真夜中の男』(扶桑社ロマンス)で2004年のシズラー・アワードの最優秀ロマンティック・サスペンス賞を受賞。2014年より〈真夜中〉シリーズを再始動する。

「2023年 『真夜中の抱擁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

リサ・マリー・ライスの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×