金眼の黒狼と月下の戦姫(上) (扶桑社ロマンス)

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594074241

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  • <サイ=チェンジリング>シリーズ第11弾。
    狼チェンジリング”スノーダンサー”の副官リアズと、上級戦士のアドリアの物語。
    リアズはヨーロッパ配属中に自分の伴侶に出逢ったが、彼女にはすでに夫がいて幸せな生活を送っていた。
    アドリアは自分よりも強さで劣る男性と付き合っていたが、やがて無理が生じて別れることに。
    そんな傷ついた二人が、お互いに強く惹かれ合うものを感じるが・・・。


    だいぶ登場人物が多くなってきて、最初にキャラクター一覧が載ってて、結構便利だった(笑)
    今回ヒロインのアドリアは、インディゴの回で出てきたときに気の毒だったので、ヒロインだと解ったときに良かったなぁと思った。
    やっぱ女の人には幸せになって欲しい。
    しかしその相手にはスデに伴侶が…ってところがどうなっていくのか、今後楽しみ。

    今回はホークとシェンナの二人がよく出てきて、二人の幸せっぷりが嬉しい。
    ウォーカーとラーラのアツアツぶりも見られるし。
    まだまだ主人公になりそうな面白いキャラクターがいるので、楽しみが止まらない。
    早く続きが読みたい。

    ☆4つ。

  • 狼チェンジリングの副官リアズと戦士アドリアが主人公。
    リアズは見つけた伴侶が幸せな結婚をしていて、アドリアも恋人と別れたばかりで傷ついていた。強く惹かれ合う二人だが、反発する心境で険悪な関係になるが…。
    スノーダンサーの話なので、半分くらいはアルファのホークと伴侶になったシェンナのストーリー。
    サイの陰謀がだんだんとハッキリ浮かび上がって来る不気味さで下巻に続く。

著者プロフィール

フィジー生まれ。ニュージーランドで育ち、日本で3年間すごす。2003年にデビュー。パラノーマル・ロマンス〈サイ=チェンジリング〉シリーズでベストセラー作家となり、数々の賞に輝く。〈扶桑社ロマンスのナリーニ・シン作品〉『黒き狩人と夜空の瞳』『冷たい瞳が燃えるとき』『氷の戦士と美しき狼』『気高き豹と炎の天使』『封印の獣と偽りの氷姫(ひょうき)』『燃える刻印を押されて』『遠き記憶が輝くとき』『裁きの剣と氷獄の乙女』『藍色の瞳の女神と戯れて』『雪の狼と紅蓮(ぐれん)の宝玉』(上・下)『金眼の黒狼(こくろう)と月下の戦姫(せんき)』(上・下)

「2016年 『黒曜石の心と真夜中の瞳(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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