韓国人による嘘韓論 (扶桑社新書)

  • 扶桑社
3.31
  • (2)
  • (4)
  • (8)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 61
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594074371

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本作は、韓国で歯科医を営む韓国人の方のブログがもととなっているそう。

    ・・・
    確かに、韓国での反日のニュースを見ると悲しくなりますよ。人から嫌われることは楽しいことではありません。ましてや、「やった」ほうは論理として「そろそろこの話題もやめにしませんか」とは言いづらいもの。

    そんななか、相手方から「いやいや、おたくらはもう悪くはないんです」って言われたら、そりゃあうれしいですよね。だからか出版社も扶桑社です。

    韓国の反日教育にこじつけや嘘があることは本を読んで分かりました。

    ・・・
    それでも私は何だか悲しくなりました。

    韓国人として、韓国に対する「愛」みたいなものを表現してほしかったんです。

    本作読んでいると、「韓国は全部間違っている」って言っているみたいで。奇しくも筆者自身おっしゃられているように、韓国では何事も両極端で、中間・中庸がない、と。で、ふと気づきました。実は筆者自身も極端なのかも、と。「日韓問題は韓国が大体おかしいよ」と言っているみたいで。

    ほら、韓国だってきっと良いところもあるじゃないですか。正しいことも当然ありますよね。そういう所も表現してほしかったなあと。でないと、ほら、関係修復にもとっかかりも何もないじゃないですか。

    もちろん、そこは主題ではないとは思います。題名も「嘘韓論」ですし。でも、その嘘が(本当に嘘だとして)解消してゆくためには、その国民の良いところ・強い部分をプライドにもち梃子にして、そのうえで状況に耐えないと、ネガティブな部分は解消できないのではないのか、と感じました。

    教育に例えるならば、欠点をあげつらうだけで伸びる子供はいないでしょう。そのあたりは筆者はどう考えているのか、気になりました。

    ・・・
    ということで、韓国人のシンシアリーさんの作品を初めて読みました。

    興味深く読むも、少し後味悪く感じました。やっぱり、顔をあわせて、膝と突き合わせてお付き合いしないと、分かり合えないかなあ、なんてぼんやりした思いしか抱けませんでした。

    本作、近現代史に興味がある方、日韓問題に興味がある方、等々にはお勧めできるかもしれません。

  • 韓国人をかなり否定的に書いていて、そこまで言わんでもと思った。韓国との距離感は難しい。

  • 全くその通りなんだろうな。
    韓国の歯医者さんらしいのだが、理屈が物凄く判りやすい。理解できる。

    もちろん、日本人にもこういう人はいるわけで、仕事してるとそういう人が増えてるのが気持ち悪い。

  • 韓国は世界一詐欺犯罪が多いとか。偽証罪は日本の165倍。メチャクチャ納得出来てしまう。何せ大韓民国の建国自体が嘘まみれだからね。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

シンシアリー(SincereLEE)
1970年代、韓国生まれ、韓国育ちの生粋の韓国人。歯科医院を休業し、2017年春より日本 へ移住。母から日韓併合時代に学んだ日本語を教えられ、子供のころから日本の雑誌やアニメで日本語に親しんできた。また、日本の地上波放送のテレビを録画したビデオなどから日本の姿を知り、日本の雑誌や書籍からも、韓国で敵視している日本はどこにも存在しないことを知る。アメリカの行政学者アレイン・アイルランドが1926年に発表した「The New Korea」に書かれた、韓国が声高に叫ぶ「人類史上最悪の 植民地支配」とはおよそかけ離れた日韓併合の真実を世に知らしめるために始めた、韓国の反日思想への皮肉を綴った日記「シンシアリーのブログ」は1日10万PVを超え、日本人に愛読されている。初めての著書『韓国人による恥韓論』以降、精力的に執筆をつづけ、著書累計は70万部を突破する。

「2023年 『韓国の借金経済』 で使われていた紹介文から引用しています。」

シンシアリーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×