「教育超格差大国」アメリカ (扶桑社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594074388

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  • 予想外に深刻なアメリカの教育格差。いつになっても勉強が必要だと思う

  • 既に知っていることも多かったのでさらっと読めた感じ。日本も経済格差が教育格差になっているのは程度の差こそあれ同じ傾向がある。個人的にはアメリカ人の長い夏休みの過ごし方(高所得層の子供と低所得層の子供の生活の比較)とかアメリカの学部生だけでなく、大学院生の生活や、ハーバード以外の大学の学生生活の実態もあればよかったなと思う。

  •  3つの部分が印象に残りました。
     ひとつは、ハーヴァードに行くような人は、小さいころからたいへんな努力をしているし、ハーヴァードに入ってからもものすごく勉強している。日本の受験地獄なんて、地獄でも何でもないと思いました。
     2つ目は、「トイレットペーパーがないのよ、今の学校は。アッパーウェストサイド(高級住宅街)じゃ、親たちがトイレットペーパーを一年分寄付してくれるそうじゃない。いったい、どうなっているの、この国は?」これまで書いてきた、親の「経済力格差」が、子どもの将来を決するというだけの話ではない。レザンヌが嘆く内容は、授業崩壊、クラスの定員オーバー、校長の人事権乱用、子どもの犯罪、低い卒業率と、教育の中身そのものの問題だ。さもありなんです。
     もうひとつは、「ゴミの仕分けが、高所得層では進んでいるものの、低所得層はほとんどおかまいなしというのを目の当たりにした。このため、デブラジオ市長の「環境対策=格差解消」というコンセプトは腑に落ちる。これも予想どおりでした。

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著者プロフィール

津山 恵子(ツヤマ ケイコ)
ジャーナリスト
ニューヨーク在住ジャーナリスト。東京外国語大学フランス語学科卒。1988 年共同通信社入社、ニューヨーク特派員などを経て2007 年に独立。AERA、東洋経済オンライン、週刊ダイヤモンド、Business Insider Japan などに執筆。著書に『「教育超格差大国」アメリカ』(扶桑社新書)など。フェイスブックのザッカーバーグCEO、ノーベル平和賞受賞のマララ・ユスフザイらにインタビュー。

「2019年 『現代アメリカ政治とメディア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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