- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594074760
感想・レビュー・書評
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それが何をしているのか、どのような経緯をたどって今の組織になっていたのかの源流に関する本。現在の運動を理解する上での基礎となる部分。
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民主主義を信望しない「一群の人々」の、愚直で地道な民主的な市民運動により、改憲ならぬ「反憲」が進んでいる。
「一群の人々」は正体を隠して活動している。
もともと党内基盤の弱い安倍晋三は彼らに目を付けられ、取り込まれてしまった。
70年代の「成長の家学生運動」の同志→①椛島有三Gr「日本青年会議」→日本会議→議員懇談会②伊藤哲夫Gr「日本政策研究センター」③教団Gr「谷口雅春先生を学ぶ会」(稲田も参加) -
何となく消化不良。安倍の裏には日本会議があり、そのまた裏には日本青年協議会がある事はわかったが、彼らが日本をどの様に変えようとしているのか理解出来なかった。危険な方向に変えようとしているのは分かるが。
でも安倍一味は怖い。浅い考えで独裁的に変えようとしている。国民は何故浅はかな安倍内閣並びに自民党(昔の自民党はもっと色々な考えを持っている人がいたけど、今じゃ右向け右)を支持するのか?
ホントに憲法改悪になってから気付いたんじゃ遅いよ。 -
戦慄の書、と言って良いと思います。読み切って改めてレビューを書けたらいいなと思っています。
恐ろしい、おぞましき団体、日本会議。これに操られる安倍に、何が何でもイニシアチブを握られてはならないと思います。
読み切ったその日は日本の現代史上、忘れがたい選挙の終わった日でした。2016年7月10日の選挙を決して忘れることはないでしょう。戦後初めて改憲勢力が衆参両院で3分の2を超えた参議院議員選挙、そしてその翌日、日本会議議長が新聞に対してコメントをしていました。『これまで極左であった日本をようやく"普通の国"にすることができる。それを言ってきたのは安倍晋三ただ1人だ』と。ふざけてもらっちゃ困る。今までが極左だというのなら安倍は極右そのものではないか。ニュートラルだなんてどこ見りゃいえるんだ!?
勝ったおごりに溺れてしまえ!と思いながら、読了後のこの本を本棚に収めました。どうかこ奴らの思うがままの国になりませんように!と祈りつつ。 -
よく調べてあるとは思ったのだが、なぜかモヤモヤ感がぬぐえない。それは生長の家が政治からなぜ手を引いたのか、ということへの疑問や、政権中枢とのつながりの深さについて頭をもたげたからだろう。この本はあくまでダイジェスト。続編を読みたい。
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「大手マスコミの相手ともならず、学問の対象ともならぬ」とはよく言ったもので、この手の仕事は専ら週刊誌の得意とする分野であろう。事実、その語り口や論の組み立ては週刊誌のそれに近い。
しかし、本研究と週刊誌の記事の間には、乗り越えられぬ程の質量と熱量の差が厳然として存在している。
如何せん行間の多さを感じる表現が多用されていたため、素直に内容を受け容れることはできないが、それらの「正しさ」はおいおい検証していくことで明らかになろう。