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- / ISBN・EAN: 9784594075309
作品紹介・あらすじ
人生の意味と宇宙の謎がわかる、臨死体験の教え。
1970年以降、欧米を中心に数千例を超す“臨死体験”報告が!
一流の医師たちと科学者たちが、人間の脳と魂と“あの世”を徹底検証。
そして、その行きついた答えとは。
生きているうちに学ぶ、死んでからわかること
【内容】
死後の世界から現実を見た視覚障害者の臨死体験/自分の未来に起こる悲劇を知らされた医師/落雷で臨死体験後、作曲の「天才」になった医師/バチカンが認めた少年の臨死体験/天国の存在をめぐりホーキング博士と対決した臨死体験少年/死の瞬間から生き返るまで、臨死体験の過程/臨死体験は、脳の刺激で誘発できるのか/死後の世界や天国のビジョンは、脳の錯覚なのか/死者を呼び出すムーディ博士の鏡の部屋/アリゾナ大学で進む、死んだ研究者との共同研究/バージニア大学には輪廻転生の実例のコレクションがある/日本で進む、生まれる前の記憶をもつ子どもたちの研究/生命エネルギー不滅の法則は、科学の常識になるのか/臨死体験の謎にはアインシュタインも注目していた/脳は情報を演算して意識にする量子コンピュータ/臨死体験は意識が宇宙に拡散する過程/ゼロ・ポイント・フィールドへの旅/光のトンネルは、宇宙のワームホール/『チベット死者の書』は、臨死体験の記録なのか/臨死体験は人に深遠な心境の変化をもたらす ……など
感想・レビュー・書評
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宇宙論などさまざまな科学情報を基に死後の世界を確信している僕にとっては、とてもおもしろい本だった。科学的な裏付けがある臨死体験の本を読みたい人にはおすすめ。
脳科学者エベン・アレグザンダーの体験を発端にアメリカでは多くの臨死体験が解禁されたように報告されはじめた。数多くの臨死体験を中立的な記者の立場から分析、考察していて読みごたえがある。
「死後の世界なんてあるわけがない」
「死んだら終わり。脳が止まれば無だ」などという《非科学的》な思考をしていた愚かな時代が僕にはあった。恥ずかしいかぎりだ。
(宗教でいわれる死後の世界は一切信じていない)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカの臨死体験集。アメリカには臨死体験専門チャンネルがあるとか、セレブや医師や科学者が次々と自らの臨死体験を告白するとか、子供が書いた本がベストセラーになるとか、日本より随分一般的なこととして認知されているようだ。
ウィリアム・ブレイ博士の地獄をわざわざ見てきたという体験は興味深かった。
死後について著者は客観的で中立的に近いが、どちらかと言うと肯定的な切り口のようだ。
死後について肯定も否定もできる証拠がないとすれば、科学的という角度から語るときはニュートラルだとするのが最も誠実な姿勢なのだろう。