乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)

著者 :
  • 扶桑社
3.52
  • (22)
  • (46)
  • (54)
  • (9)
  • (5)
本棚登録 : 551
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594075583

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 専門バカになるな。大きな宝をとらえよ!「知の巨人」が、思考を養い人生を変える読み方を伝授!『思考の整理学』読書版!(アマゾン紹介文)

    セレンディピティ:思いがけないことを発見すること。

  • 話が断片的でよくわからなかった。
    記憶は新陳代謝する。夜寝ている時不要な記憶は消される。。
    頭のいい人が同じことを何回か言ったり、前話した事を忘れているのは、新たな情報をinputしているからか?

    ただ本を読んで知識を得ただけでアフトプットできない知識バカなはなりたくない。
    少人数でディスカッションする場があると良い。

  • 科学者とあたまが引用された章が○

  • 「思考の整理学」の作者。「乱読のすすめ」という内容を1冊まるまる書いているわけでもなく、本と、本との関わり方、読み方、また出会いについてかな、書いてある。一つのことを深堀りするのではなく、私、最近読書や本についてこんな風に考えてるんですけど。。的スタンス文。

    ーセレンディピティ。どこかで聞いた気がしたけど、訳をみたら初めて聞いた言葉。何か歌のタイトルでもあった記憶だが思い出せない。思いがけない幸運を発見する能力。

  • 文庫本になったので読んでみた。忘却を恐れることなく乱読を行うことを勧める本。その重要性を再認識したものの、書いてあることはいわば当たり前の(昔から指摘されてきた)ことのように思えてちょっと残念。なぜ、この本が評価されるのか分からない。

  • 個人的好物の、いわゆる「本の本」。でも、本書には特に目新しく感じる気付きは殆ど無く、乱読・速読の効用も、他の類書に見られる域を出ない感じ。

  • 乱読を是とする本。
    ジャンルは違うので直接の比較は微妙ですが、「思考の整理学」の方が為になったかなと思います。

  • おもしろい。ポイントを一言で説明すると「小説とか専門書だけじゃなく、とにかくいろんな本をサラッと読め」ということなのだが、本質的な部分は「本の家来になってはいけない」というところだろうか。本は読者が読んで始めて完成するものであり、著者と読者の立場は対等(むしろ著者のほうがちょっと下?)であるというスタンス。飄々としたちょっと古めかしさを感じさせる文体で、すらすらと読み進められる。ただ、こうはんはちょっとグダるところもある。しかし、一読の価値はある。

  • 従僕に英雄なし 正鵠を射る 空腹に不味いものなし 天下泰平 最後まで読み切った本がないまま一生を終わる人は決して例外的ではない 難解であると歎じたたんじた 自分の意味をまるで持ち込めないような本は、百遍はおろか、一度の通読もできない。 読者が本の家来になるのではなく、年下の友人であるという自己規定をすると、たとえつまらぬ本でも、なにがしかの発見は可能になる。 心に刻まれないことをいくら記録しても何の足しにもならない 書物は心の糧である 知的メタボリック 偏食も過食と同じくらいよろしくない 読書メタボリック症候群型近視 セレンディピティ 青黴のペニシリン 海豚の言葉 怪我の功名 諷刺『ガリバー旅行記』 開架式 寺田寅彦 ゲシュタルト心理学 常住坐臥じょうじゅうざが アナロジー=類似 ぎ擬して 牽引 修辞的残像 残像による余韻 松尾芭蕉 十七音の短形 残曳ざんえい作用 知的な話し上手ほどテンポが速い 一考を要す 称揚 らくせい落勢は止まらない 編集は料理に似た加工であるというアイディアが閃いた エディターシップの概念を創り上げた。第二次創造論である。 徴用ちょうよう 世情一変 雑誌のまいそう埋草うめくさ 思想的ファッショ=ファシズム 日本語はアイランド・フォーム、つまり島国的性格を帯びている。国境で他国と隣合わせになっている国のコンティネンタル・フォームとは対照的である。コンティネンタル社会の言葉の論理が、ライン、線状であるとすれば、アイランド・フォームの言葉の論理は点的であるということができる。点と点は、受けてによって、結びつけられる。点と点が直線的な並び方をしているのは面白くないから、蛇行状に点が飛ぶ。コンテクスト(文脈、前後関係)をとらえていない受け手には、これを読み''解く''ことができなくて、わけがわからなくなったり、間違った筋として受け取る。アイランド・フォーム社会は、そういうのを野暮として相手にしないのである。通人は、飛び飛びになって散乱している点を適宜結び合わせて、言外の意味までも了解する。それが言葉の面白さと考えられるのである。俳句はそういう日本語の論理がもっともはっきりあらわれた様式で、コンティネンタル言語になれた人には謎のようになる。日本人にとっても、人によって点の集合が異なることがあって、同じ意味にならないことがある。 古文書が煙滅 思想上の革命 稿本こうほん くだる降る 小著しょうちょ 談論風発 俳諧連句 ぶんげいしゅんじゅう文藝春秋 遺稿集 所謂通俗健康本 文武両道 記憶はそのまま保持されるのではなく、忘却によって変化させられる。そのあと、忘却し切れなかったものが、再生される。この記憶も暫くするとまた忘却のスクリーニングを受けて少し変貌する。 記憶の新陳代謝 回想は常に甘美である。甘美でないものは消える。「詩は回想によって生まれる情緒である」 吟業 遊業 嘱目を句にする 生木 回想の抒情 忘却力による創造的変化 新忘却の思考 忘却は、記憶に対して破壊的であるけれども、一部では、記憶を回想に美化させる働きをもっている。美しい回想は記憶と忘却の働きによるというのが新しい忘却の美学である。 ビジネスマンの耳目じもくを集めている とやま外山しげひこ滋比古

全58件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2019年 『やわらかく、考える。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)のその他の作品

外山滋比古の作品

ツイートする