日本の戦争 何が真実なのか

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594076078

作品紹介・あらすじ

「日本は侵略した」と思っているあなたへ。

日本は侵略国なのか?
古代から近現代まで、
日本の対外戦争史をたどり
見えてきた真実とは――。

日本は外国と、なぜ、どのように戦い、
世界にどんな影響を与えたのか?
欧米諸国や中国などとは異なる
日本の一貫した姿がいま明らかになる!

内容
○日本人と西洋人の戦争観はこんなに違う
○「侵略」という言葉では正しい戦争理解はできない
○日本最初の対外戦争としての「三韓征伐」
○「白村江の戦い」――日本はなぜ朝鮮半島に兵を送ったのか
○「刀伊の入寇」――日本史上、初めて「攻めてきた」外敵・女真族
○「元寇」とはどのような戦いだったのか
○豊臣秀吉の朝鮮出兵の本当の理由
○「薩英戦争」と「下関戦争」で日本が侵略されなかった理由
○「日露戦争」でも貫かれた日本の〝専守防衛〟
○「日韓併合」の真実
○新資料の公開で明らかになる日米戦の真実

感想・レビュー・書評

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  • 日本人が過去に起こした対外戦争の特徴を解説。戦争は常に両者の主張があり、現在の日本人はアメリカ側の主張に基づく日本史を学んでいるとしている。著者の主張が諸外国に受け入れられることは難しいだろうが、日本人としては日本側の主張に基づいた日本史を学ぶことはアイデンティティを理解する上で重要だと感じた。

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著者プロフィール

昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める

「2024年 『日本国史学第20号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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