世界が称賛する日本の経営

著者 :
  • 扶桑社
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本棚登録 : 39
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594076856

感想・レビュー・書評

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  • グローバル化という言葉に違和感を抱いている私。大局的に考えれば意義がある!が…コメントしたいがここでは止めときます笑
    私的に的を得たバイブルてきな本になりました。
    この年と歳で考えていた事が言葉で確認できた本。
    偉人のようにできないでしょうけど、全ての偉人と共通するものがあったので自信が持てた。この自信をもとに邁進していこうと思いました。

  • 著者がこれからのグローバル・スタンダードたり得ると考える日本的経営とは、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の”三方良し”。本書ではそれを実践して成功を収めている現代の日本企業や、江戸・明治以降の日本実業界の偉人たちが紹介されています。色んなところで紹介されている日本の経営者の偉人達をコンパクトにまとめて知るには非常に便利な一冊になっていると思う。それこそ、就職活動する学生とか、1年目の社会人なんかが働く意義を確認するとか、若干の教養を深めるのに本書は適していると思います。著者も世界でグローバルに活躍する国際派ビジネスマンとして、ある程度客観的に日本的経営について記述していて、日本民族礼賛、周辺国罵倒、のような雰囲気はかなり抑えられているところは好感を感じる。会社とは誰のものか、株主資本主義はなぜ行き詰まりを見せるのか、道徳なき経済の拡がりが混迷極まる世界を創り出しているとするなら、本書で説かれる(日本的)経営に活路を見いだすことが一つの解決手段になるのかもしれない。

  • 海外の企業が参考にし始めているという
    日本の過去の経営者の言葉をまとめた本。

    江戸時代から現代まで様々な人物を取り上げています。
    色々な情報が散りばめられていますが、非常に読みやすいです。

    日本電産やキッコーマン、ホンダ、パナソニックの話も面白かったですが、
    二宮金次郎や石田梅岩の話も非常に深かったです。

    三方良しという、売り手・買い手・世間が
    みんなWin-Winになるという考え方は非常に大切と
    改めて感じました。

    あと、創業1400年を超える企業が日本にはあるという話、
    非常に驚きました。。。

著者プロフィール

大手製造企業の社員留学制度により米国カリフォルニア大学バークレー校に留学。経営学修士(MBA)、経営学博士(Ph.D.)を取得。
イタリア現地法人社長、米国現地法人社長などを歴任。
ビジネスの傍ら1997年にメールマガジン「国際派日本人養成講座」を創刊、以後24年にわたり発信を続け、現在の購読者4万人。
筑波大学・日本語日本文化学類・非常勤講師。
著書に、『世界が称賛する 日本人が知らない日本』『世界が称賛する日本の経営』『学校が教えない 本当の日本史』、など多数。
近刊に、『この国の希望のかたち』がある。

「2021年 『判定! 高校「歴史総合」教科書 こんなに違う歴史記述』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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