- Amazon.co.jp ・本 (591ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594079024
作品紹介・あらすじ
第二次大戦末期、敗色濃厚のナチス親衛隊
は全力を結集して、ある作戦を実行に移す
べく実験を繰り返していた。作戦名「ニー
ベルンゲン作戦」。実行者に選ばれたのは、
“狙撃の名手”の異名をとるドイツ軍武装親
衛隊のレップ中佐だった。彼が標的として
いるのは誰なのか? 作戦の存在を探りあ
てたアメリカ陸軍戦略事務局のリーツ大尉
と英国陸軍特殊作戦局のアウスウェイス少
佐は、その全容を明らかにしようと奔走す
るが……。巨匠ハンターの鮮烈なるデビュ
ー作、ついに復刊!(解説・関口苑生)
Stephen Hunter
スティーヴン・ハンター
1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。68年ノースウェスタン大学卒業。71年ボルティモアサン紙に入社。書評担当などを経て映画
批評担当になる。96年ワシントンポスト紙に転じ、映画批評部門のチーフとなる。2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。
〈扶桑社ミステリーの
スティーヴン・ハンター作品〉
『極大射程』(上・下)
『ダーティホワイトボーイズ』
『ブラックライト』(上・下)
『狩りのとき』(上・下)
『悪徳の都』(上・下)
『最も危険な場所』(上・下)
『ハバナの男たち』(上・下)
『四十七人目の男』(上・下)
『黄昏の狙撃手』(上・下)
『蘇えるスナイパー』(上・下)
『デッド・ゼロ 一撃必殺』(上・下)
『ソフト・ターゲット』(上・下)
『第三の銃弾』(上・下)
『スナイパーの誇り』(上・下)
『Gマン』(上・下)
――――――――――――――――――
『さらば、カタロニア戦線』(上・下)
『我が名は切り裂きジャック』(上・下)
感想・レビュー・書評
-
このあとも、他の作品にハマりそう?
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは新潮文庫の『魔弾』と同じ本。文末の解説のはじめに邦訳初刊は二〇〇〇年、新潮文庫)と書いてはあるが、買うときにはとても気がつかない。なんだかだまされた気分。
-
収容所、暗視装置ってどこかで読んだような…と思って読んでいたのですが『魔弾』でした。
それでも読みだしてしまったので再読してしまいましたが復刊する時にタイトルを変えるのはやめて欲しい…。
購入してから気付くのはとても悲しいです。 -
初版新刊なのにどうも既視感があると思ったら、別出版社の本を読んだ記憶があるからだった(泣)
-
S.ハンターの新刊というだけで楽しみにしており、発売直後にネットで購入したのは、間違いだった。これは以前に読んだことがあると、読み始めてすぐに分かった。良く調べてみると、新潮社から出版された『魔弾』がそれだった。それならそうと大きく書いておけよと思うが、自分のブックレビューにもないし、読んでいて面白いのでそのまま読み進めることにする。
暗視装置を使用したナチスドイツの最終兵器が軸となり、ストーリーは展開する。作戦上静音性が求められるため、亜音速弾を使用し、直進性を求めるため弾丸は被甲せず、鉛のままを使用する。マニア心鷲掴みだな。
ホロコーストを大きなポイントに、スナイパーの行動、特殊作戦部隊の思考をうまく交差させ、一つの作戦をめぐり、追う者、追われる者を描き切っている。再読になるが、面白く読み切った。 -
大好きなスティーブンハンター。
ただ、スワガーシリーズほどワクワクしないのは
きっとスナイパーが主人公側にいないからだ。