逆転した日本史~聖徳太子、坂本竜馬、鎖国が教科書から消える~ (扶桑社新書)

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  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594079932

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  • ● 4万年前に滅亡した旧人のネアンデルタール人は、私たち新人と長い間共存してきた。うつ病やタバコ依存症などは、ネアンデルタール人との混血によって、彼らから受け継いだ病気遺伝情報であることが判明した。
    ●1185は実質的な武家政権の誕生。1192は頼朝が征夷大将軍になったとき。だから今でも鎌倉幕府誕生は1192。 
    ●戦国時代への突入は、応仁の乱の10年前、享徳の乱から?
    ●天台宗の円仁と円珍。天台宗の密教を導入した高層で混同されやすい。円珍の頭を目に焼き付けた上で、珍しい卵が寺の庭園に転がっている状況を思い浮かべなさい。

  • 子供がいないと、今の教科書の内容を知る術がないから、この手の本は毎度の目からウロコ

  • ・歴史は研究により年々マイナーチェンジしていく。
    ・聖徳太子は政治の中心を担った訳でなく、推古天皇のサポート役。
    ・生類憐みの令での死刑者は僅か13件。綱吉は実は名君。
    ・蒙古襲来の絵巻は改ざんだらけ。中央の蒙古は書き足しの可能性有。
    ・坂本龍馬が教科書から消える?西郷隆盛・木戸孝允・大久保利通対比、歴史上、重要視されていない?

著者プロフィール

1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業、早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。文教大学付属中・高校教諭。早稲田大学教育学部講師。教育活動の傍ら、精力的に執筆活動も行なっている。

「2016年 『大学入試問題から日本史を学びなおす本(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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