『迷路の外には何がある?』 ――『チーズはどこへ消えた?』その後の物語

制作 : 門田 美鈴 
  • 扶桑社
3.63
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本棚登録 : 812
レビュー : 103
  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594081652

作品紹介・あらすじ

日本で400万部、全世界で累計2800万部突破、Amazon史上最大の
大ベストセラー『チーズはどこへ消えた』待望の続編登場。

アメリカ・ビジネス界のカリスマが、死を前に書き記した傑作!
世界中の老若男女、誰もが“幸せになれる"、最後のメッセージ!


●うまくいかないのは自分の努力が足りないからだ
●過去の成功例に則ったほうが結局うまくいくと思う
●わかっていても、なかなか次の一歩を踏み出せない
●今までのやり方を変えることに怖さがある
●培ってきた信念を曲げたら自分を捨てるのと同じだ

―あなたは常日頃、そんなことを考えていませんか?―

訪れた変化のとき。でもそう簡単には変われない…
これは、そんな「あなた」のための物語です。

感想・レビュー・書評

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  • 献本でプルーフ版(見本)いただきました。ブクログさん、扶桑社さん、ありがとうございます。

    前作のチーズはどこへ消えた?はまだ読んでいないので、本作のみの感想です。

    表紙に人生寓話とある通り、絵本のようにシンプルな自己啓発書。こういうの結構好きかもしれない。

    前作で変化に対応しようとせずにその場に留まったヘムの話。まぁタイトル通りなのですが、小人のホープ(希望)と出会い、変化に適応することを拒みながらもひとつづつ変化を理解して、世界の全てであると思っていた迷路から広い世界へでていくお話。

    固定観念にとらわれなければ世界は無限に広がっていく…そんな夢と希望のある寓話でした。

    個人的には人生には変化も必要だが、変わらないで自分を見つめたり、休息したりする時も必要だと思っているので、変化が必要なときは適応して、同じことを繰り返し、とどまる時はとどまる。その判断ができるようになることを目指したいです。変化に適応しようとしたときにまた読もうと思います。

    石だと思っていたリンゴが食べ物だった。その鮮やかな驚きが印象的なお話しでした。

  • 【感想】
    要するに、この本で訴求しているテーマを一言で言うなら、それは「柔軟性」なのではないでしょうか。
    本を読んだだけだと、「登場人物のヘムって本当に頑固で融通や機転のきかないダメな奴だなぁ」と思ってしまう。
    だが、他人目線で見てそう思うだけで、実際の自分はどうなんだろう?
    自分自身こういった「頑固で融通・機転がきかない」一面を持っているなと、ハっとさせられた。

    大切なのは、変化を厭わない事。
    そして、「変わろう」とチャレンジすること、模索をすることなんだろう。
    今までの環境を変える事は誰だって嫌だが、そうしなくちゃいけない局面は確かに存在する。

    文句が先に出てしまいがちな今日この頃。
    「固定概念」や「日常」という迷路から抜け出す努力を、個人的にも行なってみよう。
    変化をする事が正しく、今に留まるのが誤りだと一概には言えない。
    だけど、凝り固まった考えに縛られすぎず、より良い生活を目指す際に生じる脱皮(バージョンアップ)は決して厭わないようにしよう。

    ちょっぴり幼稚で内容も薄く、そしてアメリカン自己啓発チックな内容だったが、子どもが出来たら一度読み聞かせてあげたい1冊でした。
    (ただ、何歳の子供向けの内容だ?笑)


    【内容まとめ】
    1.本書は、あなたがその道に踏み出し、変化に適応し、かつあなたの運命をも変えるためのツールを与えてくれるものです。

    2.ヘム。物事は変わることがあるし、決して元には戻らない。
    この事態もそうじゃないかな?人生は進んで行く。ぼくらも進まなくてはならない。
    ヘムはその新しいチーズを好きになれそうになかった。いつも食べていたチーズではなかったから。
    いつものチーズに戻ってきてほしかった。

    3.「従来どおりの考え方をしていては、新しいチーズはみつからない」

    4.「以前の状態に戻れたらいいのにと思っただけだよ」
    「わかってる。でもね、そう思っても何にもならないんじゃないの?」
    「昔どおりには戻らないと思う。これが私の考え方よ。もしかしたら、前より良くなるかもしれないわ」

    5.信念とは、「自分が真実だ」と信じる考えのことである。そして、古い信念はあなたを囚人にしかねない。
    あなたは考えを変えることができる。新しい信念を選び取ることができる。

    7.人々は、物事はこの先もこれまで通りに続くと信じている。だが、そんなことはない。
    トラブルに巻き込まれるのは、あなたが知らないことのためではない。間違っていることを事実と思い込んでいるためである。

    8.どんな信念でもテストしてみる価値がある。
    カギとなるのは、自分の信念に気づき、それをテストすることだ。
    必ずしも捨て去る必要はない。


    【引用】
    アインシュタイン
    「想像力は知識よりも大事だ。知識には限りがある。想像力は万物を包み込む。」

    本書は、あなたがその道に踏み出し、変化に適応し、かつあなたの運命をも変えるためのツールを与えてくれるものです。


    p15
    「ねえ、ヘム。物事は変わることがあるし、決して元には戻らない。この事態もそうじゃないかな?人生は進んで行く。ぼくらも進まなくてはならない。」

    数日後、ホーは再びチーズ・ステーションにやってきた。新しいチーズのかけらをいくつか持ってきて、ヘムに分け与えた。

    しかし、ヘムはその新しいチーズを好きになれそうになかった。いつも食べていたチーズではなかったから。
    いつものチーズに戻ってきてほしかった。

    今なお毎日、チーズが現れるのではないかと思い、そうならないことが信じられなかった。
    自分の居場所を堅持し、ずっと待っていれば事態は好転すると確信していた。
    しかし、そうはならなかった。


    p36
    「従来どおりの考え方をしていては、新しいチーズはみつからない」



    p41
    ヘムはホーが恋しかった。
    「以前の状態に戻れたらいいのにと思っただけだよ」
    ホープは隣に腰を下ろし、同じように壁にもたれた。
    「わかってる。でもね、そう思っても何にもならないんじゃないの?」
    「昔どおりには戻らないと思う。これが私の考え方よ。もしかしたら、前より良くなるかもしれないわ」

    「これまで以上に頑張ろうという方針でやってきたけど、うまくいってないわよね。方針を変える必要があるんじゃないかしら?」
    「私たち、新しい考え方を試してみたらどうかしら?」


    p46
    ・信念とは、「自分が真実だ」と信じる考えのことである。そして、古い信念はあなたを囚人にしかねない。


    p52
    ・あなたは考えを変えることができる。新しい信念を選び取ることができる。
    以前は、自分の考えを変えるのが嫌だった。
    何か脅されているように感じたからだ。また、その信念によって自分が創られていたと思っていた。
    しかし、今はそうではないとわかった。
    別の考えを、別の信念を選ぶことができたのだ!


    p75
    迷路から出ることは、自分の古い檻から出るのと同じことだとヘムは思った。
    たぶんそれが迷路の本質なのだ。


    p85
    人々は、物事はこの先もこれまで通りに続くと信じている。だが、そんなことはない。
    トラブルに巻き込まれるのは、あなたが知らないことのためではない。間違っていることを事実と思い込んでいるためである。


    p86
    どんな信念でもテストしてみる価値がある。
    カギとなるのは、自分の信念に気づき、それをテストすることだ。
    必ずしも捨て去る必要はない。

  • とても良かった。
    信念=不変のもの、大切なものと思っていたが、「自らを向上させる信念もあれば、足を引っ張る信念」もあるのか
    1歩踏み出す勇気づけの書に感じた。

  • 思い込みというのかな、これは、こうだと断定してかかる人が、時どきいる。価値観とか、信念とか、そういうものです。実は、それが、あなたを迷路の囚人としているという怖い話し。彼は、食べ物はチーズだと断定していて、リンゴを見ても、それを食物とは認識していなかった。でも、食べれるとわかり、心が柔軟になった。迷路の中には食べ物がなくなった。その時、迷路の外へという発想が浮かんだ。この世界は迷路の中だけという信念が、彼らを迷路の囚人にしていたのだが、新しい信念の発見により、彼は、迷路を脱出した。なかなか良い話しでした。

    http://kafuka.doorblog.jp/archives/17957059.html

  • 「古い信念はあなたを囚人にしかねない。」
    過去の成功体験に縛られがちだったので、ハッとした。

  • 2019.03.01 読了
    “それが実際に見える前に、あると信じなければならないときもある” — p.62より

    プルーフ版ありがとうございます。
    盲信しないこと。あらゆる可能性を考えること。

  • ヘムのその後が気になっていたので、とても興味深かった。
    正直、ヘムのように新しい考え方を一度は否定した中で、新しい考え方を受け入れ、そして行動できるようになるというハードルはとても高く感じるけれど、シンプルな内容だからこそ、とても大切なことがぎゅっと詰まっているような印象だった。ハードルが高いと言って行動せずいつまでもチーズ・ステーションCにいるか、ハードルが高いけれど勇気を出して一歩を踏み出すか、決めるのはすべて自分自身ということを、短い物語が改めて教えてくれる。

  • ーあるかどうかわからなくても
    あると信じなければならない
    ときもある

    今の仕事はやめたいとばかり思っているなら、楽しく働ける仕事があると信じて動き出そうと思った。
    前作『チーズはどこへ消えた?』で、新しいことに挑戦してみよう!と奮起できたが、こちらも念押しで奮起できた。

  • 単純な話ではないか、と思ったが、信念というかパラダイムに知らないうちにとらわれることはよくあることだと思った。

  • 信念とは自分を信じることである。しかし信念は2種類あり、自分の足を引っ張る信念と自分を向上させる信念である。考えは変えることはできる。古い考えは捨てよう。新しい信念を選び取ることが次のステップに進めてくれる。自分と自分の信念はイコールではない。
    自分から行動することの大切さ、自分の世界だけに留まらずに進んでいこうという気持ちになれる。考えを変えても自分が変わるわけではない。変化を恐れずに生きたい。

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