かっこいいスキヤキ 新装版

著者 :
  • 扶桑社
4.25
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本棚登録 : 28
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594086213

作品紹介・あらすじ

旅になんて 出るんじゃなかったーー。

食の可笑しみを描く怪作が新装版で復活!&完全新作「夜港」24Pを収録!



「『孤独のグルメ』も『花のズボラ飯』もココから始まった!
分析暴走一人称漫画の原点!そしてなんとまさかの書き下ろしも収録!
俺の本棚で初版本がむせび泣く」ーー-ーピエール瀧(電気グルーヴ)



2020年でデビュー40周年を迎える、原作・久住昌之(『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』など)と作画・和泉晴紀(『食の軍師』『ダンドリくん』など)による漫画ユニット・泉昌之。

デビュー40周年を記念して、デビュー作「夜行」を含む初期作品を収録した単行本『かっこいいスキヤキ』を 復刊して発売!



トレンチコート姿の男が夜汽車で弁当を食う順番にひたすら悩むーーただそれだけの物語を劇画調で表現したデビュー作「夜行」は、そのバカバカしさとシリアスな絵柄のギャップで漫画界に大きな衝撃を与え、後に大杉漣主演でドラマ化もされた伝説的作品だ。



今回の新装版には、この「夜行」をセルフオマージュした完全新作「夜港」24Pを収録! トレンチコート姿の男が港町でただただ飲み屋を探すだけーー40年経ってもまったくかわらない、泉昌之の卑小で遠大なる物語をぜひ堪能してほしい!

原作 久住昌之
58年、東京都三鷹市生まれ。81年、和泉晴紀とのコンビ「泉昌之」として漫画誌『ガロ』でデビュー。以後、旺盛な漫画執筆・原作、デザイナー、ミュージシャンとしての活動を続ける。主な作品に『かっこいいスキヤキ』(泉昌之名義、扶桑社文庫)、『孤独のグルメ』(作画・谷口ジロー、扶桑社刊)、『花のズボラ飯』(作画・水沢悦子、秋田書店刊)、『食の軍師』(泉昌之名義、日本文芸社刊)ほか、著書多数

作画 泉 晴紀
55年、石川県生まれ。美學校の同期生、久住昌之とコンビを組み、「泉昌之」として『ガロ』誌に漫画を持ち込み、漫画家デビュー。久住昌之とのコンビ作品として『ダンドリくん』『豪快さんだッ!』『食の軍師』などがあるほか、和泉晴紀名義でも『インテリやく
ざ文さん』(鉄人文庫)、『ワルキューレ』(作画担当、原作・土屋ガロン、ビームコミックス)などを発表し、活躍を続ける

感想・レビュー・書評

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  • 泉昌之デビュー40周年を記念しての新装版。

    だが、例によってウルトラマン絡みの話は未収録。
    代わりに新作描き下ろし「夜港」を収録。(タイトルは勿論「夜行」のパロディ)

    オリジナル版との違いはウルトラマン絡みの話の代わりに「花粉」「耳掘り」「パチンコ」「夜港」しりあがり寿の解説が収録されているくらい。
    尚、帯の推薦文はピエール瀧!!(そこまでやるのならウルトラマンの話もなんとか復刻してほしかった!)

    最初買うつもりはなかったのだが(「耳掘り」「パチンコ」は文庫版で既読)新作描き下ろしにつられて予約購入。

    で、新作「夜港」だが さすがに40年も経つと絵柄が全然違う。
    デビュー当時と比べると本郷播が幾分若くなった様な感じになっている。
    肝心の内容だが「夜行」の続編的物語と言うより「食の軍師」番外編といった雰囲気。
    それでもトランクを開けるカット(「夜行」では弁当の蓋を取る)やラストの台詞(「旅になんて」「旅になんて出なけりゃよかった」)、靴ズレで痛む足をズーコズーコと引きずるシーンが「夜行」「ロボット」のパロディと、しっかり旧作(オリジナル)を意識しているところはさすが久住さん(ストーリー担当)。

    40年経っても変わらぬどころか詰めの甘さに益々拍車がかかった本郷播。
    頭の中ではこうしよう·ああしようと考えてはいても常に思うようにいかない運の悪さ。
    ダンドリくんや豪快さんならすぐさま仕切り直すのだが、それが出来ないところに本郷播に悲哀を感じる。(勿論、笑いも)
    そしてそれが魅力でもあるのだが。
    やはり、本郷播は『哀』すべきキャラクターである。

    しかし、デビュー40周年なのにそれを記念するのがこの新装版のみというのは寂しすぎる。(2020年10月現在)
    その他の出版社、特に青林工藝舎や双葉社も何かしらの事をやってくれてもいいと思う。

    例えば、「豪快さんだっ!」「天国や地獄」「ジジメタルジャケット」「ダンドリくん」の復刻、ダンドリくん、豪快さんの新作を描いてもらう、もしくは河出書房の文藝別冊で泉昌之特集を出すとか。
    個人的にはダンドリくん一冊丸々描き下ろしの単行本が出ると嬉しいのだが。

  • 銀魂のスキヤキの話ってこれが元ネタなんでしょうか、世にも奇妙な物語の元ネタの話もありました。絵のタッチがめちゃめちゃ渋い上にキャラクターめちゃくちゃハードボイルドなおっさんやけど、すごいドジっ子ちゃんのギャグ漫画です、おもしろい、ごはんおいそう漫画好きは読むべき

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