お金偏差値30からの株式投資 (扶桑社新書)

著者 : 足立武志

• 扶桑社 (2020年12月25日発売)

作品紹介・あらすじ

会社員の給料はここ20年間、減少傾向ですが、上場企業は過去最高益を更新。
2012年末に始まったアベノミクス相場以降、日経平均株価は3倍前後まで上昇していますが、銀行の預金金利は空前の低金利が続いています。
世の中では格差社会が広がっているといわれますが、資産形成の分野においても、
「貯金でしかお金を増やせない人」と「投資でしっかりお金を増やせる人」の格差が
大きくなっています。もう「投資は難しい」「怖い」「危ない」と、株式投資をためらっている時代ではないのかもしれません。
とはいえ、株式投資している個人投資家の実に9割は損しているといわれますし、「億り人」（投資で1億円の資産形成に成功した人）はごく一握りです。
そんな今、株式投資本の世界で累計発行部数20万部を売り上げるベストセラー株式投資本作家であり、個人投資家としても大成功をおさめている著者が、株式投資でしっかりお金を稼ぐための「実践的金融リテラシー（能力）」をまとめた画期的な株式投資の実践的入門書が本書です。

投資で成功するために必要なリテラシーを「お金偏差値」と題し、貯金しかしない偏差値30の状態から少しでも株式投資などでお金を増やせる人になるための知識、経験、ノウハウをコンパクトにぎゅっとまとめました。
本書にちりばめられた極意は、

「上昇トレンドに乗った取引を徹底すること」
「株式投資で大きな資産を築くにはバブル、大相場に乗る必要があること」
「バブルの初期、大相場の初動に乗るためのコツ」
「大きな利益を得るためには増収増益の続く成長株に投資すべき」
「ＰＥＲ、ＰＢＲ、配当利回りで見た割安株投資には落とし穴があること」
「損切りなくして株式投資での資産形成はないこと」
「損切りがきちんとできるための25日移動平均線を使った投資法」
「資産形成を効率よく達成するための株価10倍株発見法」

など筆者の経験と知識が詰まった、非常に実践的なものばかり。

株式投資を始める前に読めば、あなたの資産形成のスピードがきっと格段にアップするでしょう。
どうか、本書を読んで、株式や投資信託への投資できちんと利益を出せるレベルまで「お金偏差値」を引き上げください！　資産形成の世界でも広がる「格差社会」を乗り切るためには、投資でしっかりお金を増やす以外に方法はないのです！　ｉＤｅＣｏやつみたてＮＩＳＡなど投資信託による積み立て投資を始めた方にも「その、もう一歩先」を知るためにぜひ本書をご一読ください！

感想・レビュー・書評

[TAKEYAさんの感想 · 2022年3月6日]

何冊か筆者の本を読んでみましたが、損切りという言葉が複数回出てくることで、これが出来るか出来ないかで、大きく変わると言うことかなと感じました。

[yh1965さんの感想 · 2021年10月9日]

株のやり方が、わかる。

[もももさんの感想 · 2021年2月7日]

教科書的な本
意味のあるテクニカル解説があってまた読みたい

[dai-4さんの感想 · 2021年2月1日]

信を置く筆者の手になる株新書。目新しい内容ではなかったけど、復習＆気分一新として。

[とさかにごはんさんの感想 · 2021年1月8日]

5年に渡り投資を行なってきたが改めて勉強になる一冊であった。
一方で、これから始める人には少しつらい内容かなと思う。偏差値30ではない

[yumoさんの感想 · 2020年12月30日]

タイトル通りとても分かりやすく株式投資のことがまとめられていた一冊。
まだまだ内容を理解できない項目も多かったから、その時々で必要に応じて復習できると良いと思った。

著者プロフィール

足立公認会計士事務所代表。『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』（ダイヤモンド社）を始め、著書多数

「2022年 『2022年版　株の稼ぎ技232』 で使われていた紹介文から引用しています。」