毎年120万円を配れば日本が幸せになる

  • 扶桑社
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感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594087036

作品紹介・あらすじ

コロナ禍で、多くの企業や労働者が苦しんでいる。失業者は増え、中小企業を中心に倒産が相次いでいる。GDPは激減し、日本経済が疲弊している。
この現状を救うためには、個人への継続的な現金給付「ベーシックインカム」の導入が必要だと本書の著者である井上智洋氏・小野盛司氏は主張する。

つまり、赤ちゃんからお年寄りまですべての国民に、無条件にお金を配るという政策だ。しかも特別定額給付金のように1回配ったきりではなく、継続して配る。
そしてその額は、小野盛司氏がシミュレーションした結果「年120万円までは十分可能」だという。

生活が苦しい人も、お金持ちも、中間所得層も、みんながより豊かになる。ほとんど誰も損をしない。しかも日本経済が復活する。そんな可能性を秘めているのがベーシックインカムだ。

しかし、財源はどうするのか? 将来世代が借金で苦しむのでは? そんなにお金をもらうと働かなくなってしまうのでは?
そんな疑問に、二人の専門家がわかりやすく答える。

感想・レビュー・書評

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  • ●日銀やGPIFがETFを買って株価を釣り上げる…のは企業に対してバラマキをやっているわけで。
    それなら個人に対して直接配った方が消費は伸びます。
    ●実体経済が良くなれば株価も上がります。それなのに、株価だけ上げてどうするの?と言うことです。温度計の温度だけ上げてどうするの?室内をちゃんと暖かくしないと。
    ●国債と貨幣の違いとは何でしょうか。国債と言うのは「金利のついた貨幣」みたいなものです。逆に貨幣と言うのは「金利なしの国債」みたいなものです。もう一つ付け加えると、買い物ができるかどうかと言う違いがあります。
    ●そもそも働く事はそんなに偉いことなのでしょうか?「勤労の義務」が入っている憲法と言うのは、北朝鮮と日本だけだそうです。

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著者プロフィール

経済学者。駒澤大学経済学部准教授。経済学者。慶應義塾大学環境情報学部卒業。IT企業勤務を経て、早稲田大学大学院経済学研究科に入学。同大学院にて博士(経済学)を取得。2017年から現職。専門はマクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論。著書に『人工知能と経済の未来』(文春新書)、『ヘリコプターマネー』『純粋機械化経済』(以上、日本経済新聞出版社)、『AI時代の新・ベーシックインカム論』(光文社新書)、『MMT』(講談社選書メチエ)などがある。

「2021年 『「現金給付」の経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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