勝者の〝ニュートラル〟思考法――アスレティックトレーナーが目の当たりにした〝一流〟の思考法とは? (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594087401

作品紹介・あらすじ

イチロー選手も、ヘルナンデス投手も、宮里優作選手も、老舗経営者も、その思考法には共通するものがあった!

MLB、PGA、WBC、会社経営……トップの世界を渡りあるいて確信したこととは?

タイトルの〝ニュートラル〟の意味するところは、どこにも依りかからない確固たる自分(立ち位置)。あるいは、なにか新しいことを試みて失敗したときに振り返れる場所、今、自分に必要なものを取り出せる場所ともいえよう。がんばろうと前のめりになりすぎると却って最初の一歩が出にくかったり、けつまずいて転んだりする。逆にうしろを気にしすぎると、それが重荷になって踏ん切りがつかない……〝ニュートラル〟とは正しい一歩が踏み出せるためのウエイティングサークルのようなものだ。著者はイチロー選手をはじめ、たくさんのメジャーリーガー、賞金王に輝いたゴルフの宮里優作選手などトップアスリートに身近で触れてきた。彼らに共通しているのは、ひとつのことにとらわれない、しばられない、まさに「ニュートラル思考」にほかならないと著者はいう。

感想・レビュー・書評

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  • 良い本でした。
    心身の心のほうがやや疲れ気味の時に
    読んだのですが、
    いくつも良いコトバをもらえた気がします。
    タイトルが合ってない気がする。
    有名なトレーナーの人が書いた本で、
    このタイトルならば、
    バリバリのアスリート向けの本みたいに
    思えてしまう。そんな内容ではないですよ。
    ノンアスリートにもオススメです笑

  • この本を読むと一流のアスリート達は他の選手たちとフィジカルが違うのではなく思考法が違うというのがよくわかります。

    それらの思考法の多くは生まれながらではなく経験の中で身につけてきたものが大半だろう。

    しかし同じ経験をしてもそこから何かを得る人もいれば何も得ない人もいるというのは面白い。

    そういう意味では正しい思考法法を身につけていれば伸びる人は何を遣っても伸びるし、そうじゃない人は何をやっても伸びない。

    だからこそ指導者が本当に教えなくてはいけないのは技術ノウハウではなく学ぶための思考法なんだと思います。

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著者プロフィール

森本貴義
もりもと たかよし
1973年京都府生まれ。(株)リーチ専務取締役、ACE TREATMENT LABORATORY代表、関西医療大学客員教授。オリックス・ブルーウェーブ、シアトル・マリナーズ、WBC日本代表のトレーナー(2006年、2009年)などを経て、現在はプロゴルファーの宮里優作選手やシアトル・マリナーズのフェリックス・ヘルナンデス投手のパーソナルトレーナーも務めている。著書に『一流の思考法』『プロフェッショナルの習慣力』(ともにソフトバンク新書)、『勝者の呼吸法』(大貫崇との共著)『間違いだらけ!日本人のストレッチ』(ともにワニブックス[PLUS]新書)ほか。

「2021年 『入門!「全集中」の呼吸法 - 自宅ですぐ始められる最強エクササイズ -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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