- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594088408
作品紹介・あらすじ
「次の天皇陛下がいなくなる?」
「愛子さまが即位されればいい?」
「初の女系天皇でもいいって言う政治家がいるよ?」
何も知らせず、教えず勝手に決めるのは、ちょっと待って。
ストップをかけた女子高生、永峯あかりが旅する壮大な歴史探究。日本の根っこに出逢えたか? 結論は出たか?
「私心を捨て、ひとのために生きる」。その誠に普遍的な理念を体現される生き方のまま、126代にわたって続いている、それが日本の天皇陛下だ。
しかし小泉内閣の有識者会議で「女性天皇のみならず、女系天皇も容認する」という意見がまとめられている。日本国民は誰ひとり、義務教育で「女性天皇と女系天皇はどう違うか」を教わったことがない。母系の皇位継承を行うと、天皇家ではない天皇陛下が即位されることになる。たとえば皇族の女子が中国人とご成婚されて、その御子の即位を認めるのなら、この中国人の家系の天皇陛下の誕生である。それを日本国民は正確に理解していない。
世界がうらやむ日本の至宝を護るために、我々の理解しておかねばならないことを、作家である国会議員と国民的マンガ家のコラボが紡ぎ出すストーリーで、懇切丁寧に説いていく。
感想・レビュー・書評
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非常にコンパクトな読み物でした。
そう長くなく読み易い漫画に前書きと後書き、それから解説が添えられているといった感じです。
誰にでも分かり易く“皇”の有り難さが語られており、今の時代に、特にこれからを担う若い世代に読んでいただきたい一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「不安の時代の皇」というサブタイと「はじめに」を読んで購入。
この本は皇室について「あんまり知らないなー」というような人たちには良いと思う。
日本人として誇らしげな気持ちにもなるだろう。
ただ、書かれている事は至極当たり前なことなのだった。
「歯医者の数はコンビニより多い」とはよく言われることだが、その歯医者よりも神社は多い。
そして天皇という存在は、そのように日本でめちゃめちゃ数の多い神社の総支配人というか、最高責任者というか、祭祀王というか、つまりトップなのである。
似たような印象のローマ教皇との決定的な違いは、脈々とした血だ。
その血は、男系であることで守られている。
それは既によく知っていることである。
しかし知らなかった事もある。
世間に愛子様が人気(という言葉もおかしいが…)で、愛子天皇を望む声があるらしい。
・・・なんで?
どうも、皇室に関する報道というかゴシップは、白か黒か、0か100かというものが多いようだ。
あっちがだめならこっち、こっちがだめならあっち。
だめな方は恐ろしい程こき下ろされ、新たに持ち上げられる方は全てにおいて称賛される。
今は称賛されていても、また「だめな方」に傾いたら、一体どうなる事やらである。
数年前の、痛々しい程瘦せ細った姿が目に焼き付いている。
どうか、あまり騒がれず心穏やかにお過ごし頂きたいと一国民として願うばかりだ。
話がずれだが、この本は天皇という存在が古来よりどれだけ民のために祈っているか、という説明をしてくれている。
知らない国民よ、自覚せよ、と。
でもね、既に知っている者にとっては、本当なのかな~と思ってしまうのである。
国民は皇室を思い、皇族は国民を思い、お互いを大切に思い祈り合うのが本来なのだと思う。
しかしながら、眞子様のトンデモお相手の問題をここまで引き延ばしているのを見ると、どうなんだろうと。
眞子様はお相手のみを見ており、秋篠宮殿下は娘のみを見ており、そしてお相手は金のみを見ている状態。
えっと、国民はどこへ?
その方たちだけではない。
不謹慎ながら、「心からの祈り」って何だろうと思ってしまう。
形だけの祈りじゃ?と。
この本は中途半端である。
恐らく、国を思う気持ち、皇室に対する気持ちなど根っこは著者と私は一緒だと思う。
ただ、皇室の現状を見るにつけ
「護ってもらっている」
というような気にも、心の拠り所にもならず
「あーあ」
というガッカリ感がつのるのみ。
その気持ちを覆してはくれなかった。-
2023/05/01
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人から右翼と呼ばれることもある自分だが、天皇についての見識は高くない。至極当たり前のことを参議院議員 青山繁晴は述べているような気がする。
宮家復活はしてもよいと思います。 -
シンプルに男系天皇が正統である事が記述されていて、頭の中を整理しやすい。
男系、女系、色々な意見があるだろうが、入門書としてはいいと思う。
どちらの説にしろ、まずは知る事が重要と思う。 -
皇統は父系!
例外はない!
これからも、変えるべきではない! -
まさしく本の題名の通り、誰があなた(日本)を護るのかが書かれている。
ロシアとウクライナの戦争を見て、今、外国から攻められたら、一体、日本はどう立ち向かうのだろうか。
そういったことも考えさせられます。 -
武田先生推薦
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女性天皇と女(母)系天皇の違いがよく分かりました!