飲食店の本当にスゴい人々 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594090272

作品紹介・あらすじ

人気店「エリックサウス」の総料理長であり、飲食店プロデューサー、ナチュラルボーン食いしん坊である稲田俊輔(イナダシュンスケ)が、普段から思い入れを抱く飲食店のおいしさの「正体」を探るべく実際に足を運び、徹底取材を行った。

あの林修先生も注目する食のエンターテイナーが、お店の成り立ち、メニューの作り方から作り手のバックボーンまで根掘り葉掘り聞き出し、普段はなかなか気づかないであろう料理や飲食店の内側にある本当の姿を解き明かす。

おいしい料理に出会えるのはもちろんのこと、これを読むことで食をさらなる楽しいひとときに、そして一段上の味わい深いものへと昇華してくれること間違いなし!

■掲載店
ニューバーグ(高円寺)/キッチンABC(西池袋)/グリルエフ(五反田)/洋食GOTOO(大塚)/ユニオン(溝の口)/アカシア(新宿)/レストラン桂(日本橋室町)/竹政(大塚)/ペペロッソ(池ノ上)/スパゲティ・ハウス ヨコイ(名古屋)/スパゲティハウス チャオ(名古屋)/カーン・ケバブ・ビリヤニ(銀座)/サイゼリヤ/ロイヤルホスト/ドムドムハンバーガー

読めばお店に行きたくなる飲食店の本当にスゴい人々が続々登場。食への飽くなき探求心を持つ筆者も唸るその素顔をぜひ確かめてほしい。

感想・レビュー・書評

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  • Webで読んだスパゲティハウスヨコイのリライト版が収録されていた。よかった記事はグリルエフ、サイゼリヤ、ドムドムバーガー。

  • ロイヤルホストの人がケールサラダ推しなのに人気が出ず、良さを知ってほしすぎてセットメニューに組み込む等してお客さんに強制的に食べさせたりしていたというくだりが特に面白かった。そんなことしてたのか。

  • 飲食店の経営に興味があり読了。

    経営者たちのインタビューを読んでいると、探求心(もっとおいしくできるはず)や奉仕の気持ち(お客さんに美味しいものを食べてほしい)を持てることが、飲食業界という競争の激しい業界でも絶え間ない苦労を受け入れつつ楽しんで働いていく上でいかに重要かを考えさせられました。

  • 筆者が各所に掲載した飲食店に関するコラムや、インタビューをまとめた本。
    個人経営の老舗洋食店から、チェーン店まで、取り扱いは幅広い。

    若干洋食店が多めだが、まんべんなく色んなジャンルのお店が紹介されているし、筆者の文章が上手くてぜひ、行ってみたくなる。
    やっぱその辺のおじさんが書いた食べログレビューとは全然違う。

    個人的に一番好きだったのは、有楽町のインド料理店のレビュー。筆者の熱気が伝わってきて、思わず行ってしまった。2回も行くほど、お気に入りのお店になった。

  • あたまを空っぽにして楽しめました。

  • <目次>
    はじめに
    第1章   町洋食の愛すべき人々
    第2章   こだわりと愛情から生まれた「みんなのごはん」
    第3章   チェーン店の本当にスゴい人々
    第4章   新型コロナと飲食店
    おわりに

    <内容>
    飲食店を多く経営する一方、偏愛的に料理を愛し、様々な発信をしている著者。その一端を紹介した本。単なるグルメ本とは違う。その店への、その料理人への偏愛がほとばしっている。第3章のように、個人店だけではなく、チェーン店もその範疇に入っている。また第4章は薄いが、全般的に料理店への尊敬の念があることがわかる。

  • いくつか魅力的に書かれていて気になったお店もあった。サイゼリヤのことも書かれていて数年ぶりに本格イタリアンとして行きたくなった。

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著者プロフィール

稲田 俊輔(いなだ・しゅんすけ):料理人・飲食店プロデューサー。鹿児島県生まれ。京都大学卒業後、飲料メーカー勤務を経て円相フードサービスの設立に参加。和食、ビストロ、インド料理など、幅広いジャンルの飲食店の展開に尽力する。2011年、東京駅八重洲地下街に南インド料理店「エリックサウス」を開店。現在は全店のメニュー監修やレシピ開発を中心に、業態開発や店舗プロデュースを手掛けている。近年は、食についての文章も多く発表している。著書に『食いしん坊のお悩み相談』『おいしいものでできている』(リトルモア)『キッチンが呼んでる!』(小学館)『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』(扶桑社新書)、『ミニマル料理』『南インド料理店総料理長が教える だいたい15分!本格インドカレー』『だいたい1ステップか2ステップ!なのに本格インドカレー』(いずれも柴田書店)がある。

「2024年 『料理人という仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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