日本一バズる公務員

著者 :
  • 扶桑社
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本棚登録 : 49
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594091286

作品紹介・あらすじ

 高知県須崎市という人口約2万人の小さな町に「革命」を起こした、ある男の物語。新人職員にもかかわらず、ゆるキャラ・しんじょう君をプロデュースし、ゆるキャラグランプリで1位を獲得。さらに、ゆるキャラとSNSを駆使して、200万円しかなかったふるさと納税寄附額を約1000倍にまで増やすことに成功した。

 彼はいったい何をしたのか――。地域活性化の秘訣だけでなく、モノやサービスをバズらせる仕組み、公務員という枠組みにとらわらず、人生を楽しく、自分のやりたいことを仕事にする方法のヒントが彼の生き方から得られる。日本の地方にはまだまだ〝可能性〟しか眠っていない!

感想・レビュー・書評

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  • 新規営業で困っていたところ朝日新聞で同書籍を発見。
    いつもは図書館に頼るが、めずらしく購入。
    表紙の著者の写真を見た瞬間、「失敗したかも」。
    公務員なのにロン毛。おまけにスカートを履いている。
    成功した天才肌かもしれないが、変人に違いない。

    しかし、読み進めていくうちに印象が90度変化した。
    確かに変人だが、個人的に社会人として一番大事だと思っている「真面目さ」がある。
    ・目標を決めたら自分を犠牲にしても突き進む
    ・周囲への感謝を忘れない。
    本当は難しい当たり前のことを徹底的にやっている。
    しかも成功事例のアイディアがすべて論理的裏付けがあるので納得感がある。
    尊敬しました。
    ただし、天才にありがちな「集中してたら三日寝ていなかった」タイプなので、
    全部はパクれない。
    それでも読む価値はあった。

  • 作者の仕事について、面白おかしく書いてありすごく読みやすかった。
    公務員としては異端児でスーパー公務員と呼ばれるだけあるなと思った。
    と同時にじぶんにはまだまだ努力が足りないなと思った。
    まだまだ自分にはできることがあるし、しなければいけないと思わせてくれる本だった。

  • 第1章 誕生(Birth) ゆるキャラNo.1!しんじょう君が生まれた日
    第2章 理論(Theory)ゆるキャラ成功の絶対条件
    第3章 出陣(Kick off)しんじょう君、グランプリ王者への道
    第4章 勝因(Know-How)必ず勝てるSNS攻略法
    第5章 労苦(Rock!) 崖っぷち人生からの大逆転
    第6章 成功(Victory)ふるさと納税を1000倍にしてみた
    第7章 未来(Hopeful)それでも市役所、やめました

  • 守時さんの「自分を信じて、状況をしっかり分析して、突き進む」この感じ、すごい!!しんじょう君も好きだけど、だいすきな他のキャラさんの話も出てきて嬉しかったです。懐かしい話(随分前のイベントの話)も盛り沢山でじんわり思い出にふけりながら読みました!

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著者プロフィール

守時 健(もりとき たけし)
地域創生請負人。高知県須崎市の市役所職員として新入職員ながら、ゆるキャラ「しんじょう君」を誕生させ、’16年にゆるキャラグランプリ王者に輝く。その後、須崎市のふるさと納税をSNS&ゆるキャラ戦略で1000倍に増やし、地域活性に貢献。現在は市役所を独立し、SNSマーケティングを使った特産品の情報発信を仕掛ける地域商社「パンクチュアル」代表を務める

「2022年 『日本一バズる公務員』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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