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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784594098780
みんなの感想まとめ
多様なジャンルを網羅した短編集は、ホラーやサスペンス、ミステリーなど、さまざまな刺激を提供します。特に、食人族の恐怖を描いたエピソードや、少年の好奇心から生まれる不条理な物語など、各作品はそれぞれ異な...
感想・レビュー・書評
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家族や人間の繋がりを奇怪な世界観で描く! ホラーの巨匠、ジャック・ケッチャムの短篇集 #冬の子
■きっと読みたくなるレビュー
ホラー作家、ジャック・ケッチャムの短編集です。恐怖で震えあがるって作品というより、じわっと心に沁み広がっていくような作品ばかり。
奇怪な世界観を背景にはしているものの、描かれているのは家族や人間の繋がり。全部で19編、読みやすく日本人好みのお話でバラエティに富んでます。余韻深くジーンとする作品もあれば、切れ味が鋭くスパっと突き放される作品もある。きっと最後まで読み飽きずに楽しめると思いますよ!
■おすすめ作品
○冬の子
山奥の村、父と二人暮らしの僕、ある日見知らぬ女の子を引き取ることになり…
これ最後はどうなるの? と思ってたら、しっかりと禍々しさを提示されます。少年と少女の距離感にソワソワしちゃうし、心情が綿密に描かれていて好き。
○箱
電車で隣に座った男が箱を持っていた、気になった少年は見せてくれとお願いする。しかし少年はその箱を覗いてから、まったく食事ができなくなってしまう…
なんとなくフランツカフカの断食芸人を思い出してしまった。意味が分からないうちに絶望の沼に引きずり込まれるという恐怖、こわっ
○オリヴィア独白
ある女性の体験、キャンプでの出来事。切れ味鋭い作品。
人間の本質をまざまざと見せつけられる作品。腹立たしいというより、虚しさしかない。
○聞いてくれ
男と娼婦らしき女性との会話。
つい興味深くなっちゃうシーンから、その後の変化の角度がエグイ。醜い人間の欲望がまっすぐに伝わってきます。
○暴虐
タイトル通りの話、家族ってなんだ…
読み進めるうちに絶望感が迫り来る、ラストの意味はよく考えたい。
○三十人の集い
スランプ中の作家の話、ファンと思しき人からイベントにお誘いの連絡があり…
現代っぽいホラー、なんかホントにありそうな話。後半の展開、むりやりな発想力に感服。いかに人間は自分勝手なのかがよくわかる。
○蛇
訴訟の争いになりそうで疲労困憊の女性、さらに苦手な蛇と対峙することになり…
明確な敵と相対することで覚醒した彼女、ちょっとカッコイイ。終盤の力強さが読みどころですね。
■ぜっさん推しポイント
私が一番刺さった作品は『母と娘』です。レストランを営む一家の物語で、冒頭ピアニストだった父が失踪してしまうシーンから始まる。父が居なくなることで残された家族が少しずつ歪み始めるのです。
家族愛とその裏側の描写を洞察力ある筆致で描いていて、すっかりと物語に引き込まれてしまいました。こんな短いお話にも関わらず、ある一家の悲劇をまるっと体験できるという恐ろしい作品でした。 -
ジャック・ケッチャム『冬の子 ジャック・ケッチャム短編傑作集』扶桑社ミステリー。
日本独自編集の19編収録の短編傑作集。
やはり、ジャック・ケッチャムは短編より中、長編の方が面白い。短編の場合は凄惨な描写がストーリーの中に生きて来ないように思う。
『冬の子』。表題作。1作目からジャック・ケッチャムらしい悪意に満ちたおぞましい世界が展開する。大雪に見舞われた冬の夜、父親と2人で暮らす家に1人の少女が現れる。
『作品』。凄惨で皮肉の効いたブラックな短編。癌に冒された女流作家が自宅に招いた男にあることを依頼する。
『箱』。箱の中に何があったのか。不思議で悲しい短編。クリスマスまで2週間前のある日、電車の中で男が手にしていたプレゼントの箱の中を覗いた息子が、以来一切食べ物を口にしなくなる。息子の話を聞いた双子の娘も食べなくなり、妻までが……
『オリヴィア:独白』。不条理に満ちた短目の短編。オリヴィアという女性とレズビアンの関係になった主人公は2人でキャンプに行くと、ある男性に付きまとわれる。
『帰還』。状況は極めて非現実的でありながら、何故か腑に落ちる。交通事故で亡くなり、霊となって家に戻った夫、夫の死から酒を飲み続ける妻、そして、猫。
『聞いてくれ』。コールガールの女を招いた男の自白。男と女の立場は次々と入れ替わる。
『未見』。どういう訳か『汚眠』という映画を観ることの出来ない男の話。映画館に行けば腹痛に襲われ、レンタルビデオを借りれば、テープが壊れるという。
『二番エリア』。レストランで起きた事件の前の人間模様。
『八方ふさがり』。セラピーを受ける男性の見た夢は現実のことだったのか、それとも本当に夢だったのか。何故かその真実を知るセラピスト。
『運のつき』。ツキの無い話を披露する男たち。本当にツキの無かったのは……
『暴虐』。次第に明らかになる母親の死の真相。
『三十人の集い』。三十人のファンがホラー作家を招いて集いを開く。
『歳月』。永遠に近い命を得た女性が語る数奇な過去。
『母と娘』。次々と見舞う不幸の連続。ジャズ・ピアニストの父親が出て行き、母親と姉と主人公だけが残される。母親の死により、解けたはずの呪縛。
『永遠に』。幸運は永遠には続かない。骨肉腫を患った妻と猫の物語。
『行方知れず』。ハロウィンの夜に起きた奇妙な出来事。
『見舞い』。死者が歩き回る病院。不気味な雰囲気の中、次々と奇妙な出来事が起きる。
『蛇』。まさに蛇のパニック物。
『炎の舞』。ある日、突如として動物たちが火を恐れなくなり、人間のように振る舞い、火の周りで踊り出す。
定価1,320円
★★★ -
ジャッ!ク・ケッ!チャム
名前の間に「!」マークを入れたくなるぐらいの衝撃的な作品を生み出したジャック・ケッチャム
「オフシーズン」を始め、立て続けに読んだ「オンリー・チャイルド」「隣の家の少女」のあの胸糞悪い感じ最高でした!
そんなジャック・ケッチャムの傑作選が出てるやないですの!?と手に取りました
さらに帯には、
「スティーヴン・キング絶賛!
ケッチャムは、短篇も凄かった。」と
これは期待値爆上がり⤴⤴⤴、で読んでみました!
ガグガク、、、
ゾクゾク、、、
ゾワゾワ、、、
パフパフ、、、
ってする作品もありましたが、ちょっとイマイチでした(ーー;)
そもそも、ホラー作品でパフパフはないやろ
( ゚д゚ )クワッ!!
スティーヴン・キングさんごめんなさい
1Qは絶賛しませんでした
名前の間に「!」マークが入るジャッ!ク・ケッ!チャムはやっぱり長編がいい!
けど、「!」マークが入ったら読みづらいわ
┐(´д`)┌ヤレヤレ
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mihiroさーん
衝撃のケッチャムです!
そして、衝撃的なぐらい短編はイマイチでしたw
そーなんですよ
ケッチャムはもう亡くなっている...mihiroさーん
衝撃のケッチャムです!
そして、衝撃的なぐらい短編はイマイチでしたw
そーなんですよ
ケッチャムはもう亡くなっているんです
ま、ケッチャムの名を心に刻んでもらえれば十分です( ´∀`)bグッ!
そしたら今夜、グロくて恐怖に震える夢を見ることができるはずです、、、
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル2025/04/04 -
2025/04/04
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2025/04/04
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〝ホラー、オカルト大の苦手”
の私にとって、この作品に手を伸ばすことは、禁断の書を開くような緊張感だった。
しかし、ブクログユーザーさんの本棚で見かけること度々、気になり出したら読まずにはいられない!まるで、怖いもの見たさである。
面白さの違うバラエティーに富んだ19作品。初めてのケッチャムは、グロOKの私にとっては刺激的で良かった。
モダン・ホラーと呼ばれるジャンルである為か、苦手なおどろおどろしさも特になく、スタイリッシュな感じすらする作品もあり、
「作品」「聞いてくれ」「母と娘」「永遠に」は特に好みだった。
その一方、、「行方知れず」「炎の舞」など、読み解けない作品もあり、ケッチャムファンに叱られそうなくらい未熟な読み方しか出来なかったのが、オカルト初心者の読解力の低さであり残念だった。
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表題作の「冬の子」は、食人族の恐怖を描いたケッチャムの代表作「オフシーズン」とその続編「襲撃者の夜」の間に起こったエピソード。
電車に乗り合わせた男の抱える箱の中身に興味を持ってしまった少年とその家族に起こる不条理を描いた「箱」は大傑作。
「歳月」は、歳を取らなくなった女性と年下男性のラブストーリー。切ないハッピーエンド。こんなのも書けるんですね。収録されている「永遠に」と対になっているように感じられました。
ケッチャムを連想させるエログロ作家の主人公が、ファンミーティングで詰められる「三十人の集い」は、これぞケッチャムという内容と結末。ゾクゾクしました。
中にはハズレもあります。全19編収録。 -
スティーブン・キング好きならとオススメされた初ケッチャム。ホラーやバイオレンス、ゾンビ、サスペンス、ミステリーなどいろんなジャンルの作品集が19もあるので感情が忙しかった。一番のミステリーは、著者のポストカードが特典?で入っていたこと。
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胸糞悪い代表のケッチャム氏。
数年振りに読みたくなりまして。
これは胸糞度低めだったし、短編集だから読みやすい。
『二番エリア』が一番お気に入り。 -
これだけ旺盛に短篇も仕上げていたのだから本国には当然、我々の目に触れていない未邦訳の作品もたくさんあるのだろう。中には結末で首を傾げるような作品もあるが、目につくのはオフビートな日常に突然起こる暴力と、気づくと地獄にいるような展開である。表題作はそれが特に際立っている。
死後、皆がケッチャムの事を忘れない(忘れられない)のはその作品が強烈なまでの存在感を発揮しているからだ。改めて、惜しい人を亡くしたのだと悲しくなった。 -
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短編より中・長編の方が才感じるかな。
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重くて短い物語
ガッツンガッツンきます -
ケッチャムのいろんな面をたっぷりと味わえる短編集。
一話一話は短いのに長編と変わらないずっしりした読後感。
ケッチャムを読むのは我慢大会か耐久レースに似ていて、なんでわざわざお金払ってメンタル痛めつけてるんだろう、と首を捻ることもあるのですが、この本も読み終わるのにすんごい時間がかかった。
ジャンルを超えた多種多様な物語が満載で、ケッチャム世界の奥行きの深さに恐れ入る。
読み終わって改めて本当にすごい作家だったんだなぁと感嘆。まだまだ新作読みたかったなぁ…(合掌)
以下、自分の忘備録のための読書メモ。
・冬の子
「オフシーズン」と「襲撃者の夜」の間に当たる話だそうな。「オフシーズン」大好き。
・オリヴィア:独白
日々耳にする殺人事件のニュースの向こう側には、こんな恐怖と絶望が存在するのか、と想像したらめっちゃ怖くなった。
・歳月
残酷とやさしさがきれいに混ぜ合わされたお話。ハッピーエンドでよかった。
・未見
これ、コメディだよね?
・帰還
動物飼っている人ならババ泣きするの間違いなし。なんでそんなクソみたいな女と付き合っていたんだよ(怒)
・箱
…の中身はなんじゃな。キング(バックマン名義)の「痩せ行く男」のように、アップルパイでも入っていたのかな…(そういえば昔これ読んで無性にアップルパイ食べたくなった)
・「二番エリア」「暴虐」
どちらもケッチャムっぽいお話。
・行方知れず
これも、ああケッチャムだなあと思うお話。読み終わって胸が痛くなった…相変わらず残酷。
・母と娘
最後の波は呪縛に対する暗喩なのか、それともただの偶然か。本当に恐ろしいのはこういう状況に陥っている母娘が結構現実にもいるってことかもしれない。映像で観たらまた違ったダメージくらいそう。
・永遠
”死と腐敗こそが命を生み出す”このワンフレーズで、Endマークの後の展開が想像できる気がします。切ない…。
(これを読んでいる途中でなぜかケン・リュウの「円弧」が無性に読みたくなった。どちらもテーマが永遠の命についてだから?)
・見舞い
どんな切ないゾンビ話だよ!!!
・蛇
こんな話も書くんだ~(驚)ちょっとキングっぽい印象。
・炎の舞
最後の最後まで不穏な空気が抜けなくてびくびくして読んだ。多分ケッチャムだから…っていうイメージのせい。こういうオチもありなのか!! -
2018年に逝去したジャック・ケッチャムの11年ぶりの邦訳書であり、長篇『オフシーズン』と『襲撃者の夜』の間を埋める表題作ほか、全19篇を収める日本独自編集の短篇集。女性作家が自身の著作を復刊させるために驚くべき手段に出る「作品」、地の文を排した素性の知れない男性と女性のダイアローグで話を紡いでいく「聞いてくれ」、心理セラピーにおける医師と患者のやり取りから恐るべき事実が次第に浮かび上がってくる「八方ふさがり」など、限られた登場人物による会話劇が主体となっている作品に印象的なものが多かった。
そのほか、何か得体の知れない力が死へと誘う恐怖を描いたブラム・ストーカー賞最優秀短篇賞の「箱」や、まさかのゾンビものの「見舞い」、かなり短いながらも壮絶な光景を濃縮した筆致で描く「炎の舞」なども印象深い。 -
雑誌のホラー特集で見かけて読んでみたが、勝手に想像していたホラーとは違い、急に理不尽や暴力がこんにちはする世界観だった。
特に暴力との距離が近い!
訳者のあとがきで各話の解説がされているが、実際の事件や、筆者とその知人の体験がもとになっている話があると知り、更にぞっとするおまけつき。
短編集なのでいろんなバリエーションの恐怖を堪能できる。老いや病への恐れも作品に昇華しているところが珍しいと感じた。 -
どの作品にからも手に取れず形にはなっていない嫌な感じや不安などの負の雰囲気がプンプンと漂っていて、読んでいて心の平衡がグラグラと揺さぶられるのだが続きが気になって頁をめくる手が止められなかった。
個別の作品では「永遠に」の妻の考え方と夫の行動が、「未見」の期待通りだが引き込まれる展開がよかった。 -
ジャパニーズホラーとはまた違う味わい。
『オリヴィア:独白』あまりの理不尽に絶句した。ラスト一文が魂の叫びに見える。
『歳月』美しさすら感じる愛。 -
ゾクっとするホラーではない。
非現実的というわけではなく、日常の延長にありそうな、ちょっと嫌な感じ。
とくに好きだったのは、最後の「炎の舞」。
森の中でいろいろな動物たちが弱肉強食の摂理に反し、焚き火を囲んで輪になって踊っている。
恐怖を抱いた男たちが銃に弾を装填するけれど、子どもと女たちが輪に加わって踊り出す。
やがて、男たちも諦めたように輪に加わる。
原始の人間がそうしたように。
動物たちは、火を受け入れ、互いを受け入れ、踊る。
新たな自然の始まり。
人間が特別だった自然の終わり。
これが、平和な王国なんだと、はっきり言えない。
ここからどんな自然が始まるのか。
火の破壊性になぐさみを感じている、と表現されていることからも、少し不穏な予感もする。
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海外作家の短編集をあまり読んだことないけれど、スティーヴンキングみたいな作品がいくつかあってワクワクした。
表題作と聞いてくれる、未見あたりが好み。
著者プロフィール
ジャック・ケッチャムの作品
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感想 :

心優しき??
「ブラックひぼ」さん!!ψ(`∇´)ψ
この作品がブクログピックアップにあがってから
ヒボさんが読ん...
心優しき??
「ブラックひぼ」さん!!ψ(`∇´)ψ
この作品がブクログピックアップにあがってから
ヒボさんが読んでくれたらいいなって期待してましたよ♡
でも、短編より長編のほうがいい感じだったんですね!
とはいえ、「ブラックひぼ」さん!!ψ(`∇´)ψに
再会できて、嬉しいです♪
いやぁ~久々に降臨したブラックひぼです
(⃔ ・ᴗ・ )⃕↝
大好物の「エロ・グロ・スプ...
いやぁ~久々に降臨したブラックひぼです
(⃔ ・ᴗ・ )⃕↝
大好物の「エロ・グロ・スプラッター」感は残念ながら薄かった。
だって短篇だからね^^;
でも、随所で感じることが出来る。
やはりケッチャム大先生は最高ですなぁ
(*`ω´)b