国際関係論

著者 : 小和田恆

• 放送大学教育振興会 (2002年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[H.Satoさんの感想 · 2013年4月16日]

国際的諸制度がグローバル化過程に介入の手を強めればそれだけ、民主化は経済社会領域と軍事外交領域の各々の領域で、格差と亀裂を拡大させ、危機と紛争を醸成する留保を付け加えることもできる。たしかにレジームや国際的諸制度は諸国家間のアノミー的な行動に規範の枠をはめ、秩序形成に応分の寄与をしていくだろう。