本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784595139383
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
5章までのそもそも公共哲学とは、そして、その展開とは、の部分は、はしょりすぎ、詰め込みすぎな感があり、抽象度も高く、理解に苦しんだ。しかし、参考文献(原著)を読んだ上で、通読を繰り返すと、とてもよくできた教材であると感じた。
良かった箇所
・実証主義に収まりきらない論点がある…バーリンの指摘(P13)
・コノリーのルサンチマンをめぐる洞察(P81)
・カールシュミットの指摘「個人が価値の担い手であり、国家が手段であることを明確にするのが信教の自由を保証することの核心であ」る。(P112)
・電波法、放送法の解説(P129)※たしかに、放送にだけ表現の自由がないのは疑問。
・家事労働の意義(P161)
・交換=交歓をめぐる高木仁三郎の記述(P163)
・社会保障における「プロテクション」と「プロモーション」の両輪の重要性(P174)
全2件中 1 - 2件を表示