現代社会心理学特論

著者 :
  • 放送大学教育振興会
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784595139604

感想・レビュー・書評

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  • いやー、はっきり言って社会心理学は面白い!と目覚めさせられた本。基礎研究的な分野から応用分野までコンパクトにまとまっている。筆者の言うとおり、駆け足感は否めないが、この本を手がかりに様々な道へと進んでいける。

    気になった記述。
    ・中心特性と周辺特性
    ・初頭効果と新近効果
    ・ネガティビティ・バイアス
    ・教室のピグマリオン効果
    ・利用可能性ヒューリスティック(認知方略)…航空機事故と自動車事故など
    ・係留と調整ヒューリスティック
    ・ポジティブ幻想と抑鬱者のリアル認知
    ・セルフ・サービング・バイアス
    ・感情情報機能理論
    ・認知的チューニング仮説
    ・直観にもとづいて行った判断は、時に熟慮に基づいた判断を上回る。
    ・進化論的視点からの自尊感情のソシオメータ理論。
    ・体と心の痛みの両方で共通の神経基盤がある。
    ・フレーミング効果。特にネガティブ・フレーム
    ・犠牲者非難に見る「公正世界仮説」

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著者プロフィール

(もり つたこ)放送大学教養学部(心理と教育コース)教授。


「2003年 『メディアと人間の発達』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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