- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784595316340
感想・レビュー・書評
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「どの大学でもいい」言えない辛さ 手取り12万円の母、入学金捻出に苦心
<どこまで甘えるのか>
文句ばかり。あわよくば、カネを引き出そう。そりゃ何でも言うでしょう。
「お金がないと教育も受けられない」「希望の進学先に行かせてあげたい」。子や保護者からは、既存の支援策のさらなる充実を求める声が相次ぎ
<答え>
貧困でも、大卒資格は取れる。教育の門戸は開かれている
通信制の大学へ行け、新聞奨学生になれ。企業は、苦労した大学生を採用する。以上。
http://abc60w.blog16.fc2.com/blog-entry-1093.html
「放送大がなかったら心が折れていた」難関大中退の女子大生が抱く夢
https://dot.asahi.com/aera/2019061900028.html
大学へ行く機会のなかった人たちや、働きながら学位取得を目指す人たちなどなど事情のある人たちへの救済策として名高い放送大学。
授業料も安いし、資格も取れるし、社会人の学び直しにも注目されているようで、流行りのリカレント教育にもうってつけなのでしょう。
テキストは市販され、テレビ・ラジオで授業が無料放送されており、講師陣は元東大・京大の教員も在籍しているという、かなりの充実っぷりで門戸が開かれています。
授業内容については賛否ありますが、売れてる新書を出版している人気の先生もいらっしゃるようですね。
ならば教科書はどんなものかと気になったわけで、手に取りました。
評価としては、うーーん、薄い!
独学を前提にしているのに、なんでこんなに薄いんでしょう。
もっと内容拡充できるのでは。
読んでわかる、授業でさらに理解が深まるという風にすればゼッタイ良いのに。
しかし、これには仕方のない側面もあります。
日本の学校教育では、教科書は薄くライトに仕上げ、教員が教材研究に励みお湯で戻す作業をすることで授業が成り立つ長い文化があります(ゆとり教育ではさらに薄くなってしまった!)。
だから、先生の話と板書をノートに黙々と取る必要があるわけで、私はあれが大嫌いでした。
他方、海外では、分厚い教科書を読み込んで自習して、授業では発展的なことを行います。
こんなんじゃあ、教育の敗北と言われても仕方ありません。
高校生ですらろくに勉強せず、あやふやな知識をつけて来るというのに、大学まで低レベルにする必要はないです。
むしろ挽回できるくらいに、もっと知識をつけられるようにした方がベターだと思います。
結論:改善を求む!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あれもこれも入れようとして、ちょっとずつあふれてしまったような…入門の科目の割に、沢山の事前知識を要するように思いました。
授業ではもう少し分かりやすくなっているんでしょうか。 -
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784595316340 -
請求記号 007/Ka 86
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