問題解決の進め方〔改訂新版〕 (放送大学教材)

  • 放送大学教育振興会 (2025年3月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784595325243

作品紹介・あらすじ

1.問題とは 2.問題を見つける 3.目標を設定する 4.情報を収集して整理する 5.数値情報を扱う 6.図解化して見る 7.分析的に考える 8.経験からの学習と振り返り 9.発想を広げる 10.組織での進め方 11.グループワークと創造性 12.組織による問題解決手法 13.組織における解決策の実行 14.実行結果の評価 15.集団の意思決定とコミュニケーション

問題とは何か、どう発見し、どう解決するか、そのために必要な情報をどのように収集・整理し分析するかといった一連の過程を通し解決策を見いだす科学的技法を、様々な分野からの問題発見と解決の具体的な事例とともに紹介する。この考え方を応用し生涯に渡り主体的に学ぶことを、そして、多様な協働して学び活用するスキルを身につけることを目指す。仕事や生活に活用できることを目標として、ものの見方、考え方とともに実践的な知識を学習する。

感想・レビュー・書評

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  • 本書は「問題解決の方法論」に関する教材であるが、全体として一貫した主張や方法論の提示は乏しく、断片的な知識の列挙に留まっていると感じた。問題解決の本質的な目的やアプローチ方法、またそれらを支える構造についての言及は十分ではなかった。
    とりわけ、参考文献として繰り返し取り上げられている『いかにして問題をとくか』は、アブダクションに分類される発見的推論を主題としている。アブダクションは演繹や帰納に比べて推論としての強度が相対的に弱いため、効果的に活用するには他の推論形式との組み合わせが必要である。こうした推論の相互補完や強化の方法についても、本書では十分に取り扱われていなかった。
    また、提示されている知識要素は相互の関連性や全体構造が示されることなく、断片的に羅列されている印象を受けた。知識の体系化が行われていないため、読者が独自に再構成しなければ理解を深めるのが難しい。
    問題解決に向けたアプローチをどのように設計するか、また「問題解決方法」という概念自体をどのように定義しうるのかといった根本的な問いについて、本書は正面から答えていない。そうした問いに向き合う姿勢を期待していただけに、内容の浅さは否めなかった。
    一方で、各章末に掲載された参考文献には優れた書籍が含まれており、それらを手がかりにさらなる学習に進むための指針として活用することは可能であると感じた。

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    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00320217

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