愛は忘れない (ハーレクイン・ロマンス 1783)

著者 : ミシェル・リード 高田真紗子

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2002年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[sayabooklogさんの感想 · 2016年6月17日]

記憶喪失ヒロインもの。火花を散らしながら、最後の最後までことの真相が明かされないまま話が進む。結局のところ、義弟の罠にはまって、ヒロインを助けないどころか浮気だと誤解したヒーローの失策続きがすれ違いの元。ヒーローが罪悪感のあまり逆ギレ三昧、素直にごめんと言えないアカンやつ。

[本読み隊さんの感想 · 2015年9月8日]

記憶喪失ものです。
大富豪で過保護すぎる旦那の登場に翻弄されるサマンサと、罪悪感と戦いながら彼女の心を取り戻すために奔走するアンドレとの情熱的なロマンスをお楽しみください。
彼女の痛々しい姿や惨めな境遇を知り罪悪感にかられるたびに、不機嫌になるヒーロー。思わず怒りを露わにしてしまいそのたびにヒロインと喧嘩になっております。
彼女が記憶を失う切っ掛けとは？
ドラマティ〜〜〜〜ック！！
あらすじなど下記
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4663.html

[4everさんの感想 · 2010年9月15日]

Ｒ１７８３
サマンサ、ホテル王アンドレ

サマンサは一年前の事故のせいで記憶をなくした。自分の名前や住んでいた場所さえ思い出せず、どうして事故に巻き込まれたのかも覚えていない。事故を境に別の人生を歩み始めている気がする。いまは職を得て、ホテルのフロント係として客の応対に当たる毎日だ。「きみはぼくの妻だ」ある日、不意にそう言われ、口にした男の顔を見たとたんサマンサは気を失った。