妻になる資格 (ハーレクイン・ロマンス 1790)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596117908

感想・レビュー・書評

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  • 謎解きが二重三重になっている展開は面白い。ただヒロインに対するヒーローの態度がホントに酷くて、いくら美しい容姿とお金と体の相性が良くてもコイツだけはごめんだと思った。100%信頼しろだなんてどの口で言うか、ケッ、と思った。ただラストの、全裸にベールの花嫁と、シルクベストだけの花婿には笑った。

  • 画家の出世作のモデルとなった愛人のアントーニア。
    マルコはその美しい愛人を手放すつもりはないものの、結婚にはふさわしくないと考えている。一方で、アントーニアも彼の考えを鋭く見抜いており、別れの時が近付いていることを感じていて…

    作者の作品の中でも、かなり気に入っています。鬼度低め。
    秘密の多いヒロインへの欲望、嫉妬、疑心、身分差、両親への説得、全てを乗り越えてまで彼女を手に入れたいと彼が思うようになるまでの、息をつかせぬ緊張感と切なさがとても良いロマなのです。
    ヒロインの秘密は読者にも小出しにしていくので、もどかしさもありですが、察しのいい読者なら予想できるかも。
    マルコの決意とすれ違い、そして傷つき迷いながらも彼の元へ戻る彼女との再開は嬉しくてホロリときた。
    是非一読。
    あらすじなど下記へ
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4940.html

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