愛なきハネムーン (ハーレクイン・ロマンス 1873 華麗なる転身 3)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2003年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596118738
感想・レビュー・書評
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華麗なる転身シリーズ3
アレクシオ&イオーネ
ヒロインがビックリするほど、お子ちゃま(笑)
そんなヒロインにヒーローは始めからラストまでメロメロで翻弄されっぱなしw
ヒロインよりヒーローに感情移入しちゃって切なかった(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミニシリーズ『華麗なる転身』の3作目
生き別れた三姉妹の再会の物語のシリーズのラスト。
関連性の薄いシリーズとはいえ、シリーズを知らないと少し損。
父ガキスに抑圧され、籠の鳥同然に生きてきた。人を信じることのできない彼女。父の決めた結婚で自由へのキップを手に入れようとするイオーネの運命は…?
普通は世間知らずでグルグル悩む痛いヒロインに、苛立すら感じるはずダ
しかし、
リンのダーリンを現時点で60冊読んだ私としては、優しい彼を信じることができないヒロイン同様、”何かする気?””酷いことする?”と次の反応をビビってしまって、信じられない罠。
リンのマニアには、物足りないかもしれないが、今回のダーリンはいい人ヨ
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2812.html -
「ついにお前が役に立つときがきた。夫を見つけてやったぞ」ギリシアの大財閥を率いる養父の言葉に、イオーネ・ガキスは全身を揺さぶられるほどの衝撃を受けた。婿をもらい、“ガキス・ホールディングス”を継げというのだ。自分を道具のように扱う養父に怒りを覚えたものの、服従を強いられ続けてきたので受け入れるしかなかった。だが、結婚相手の名を聞いてイオーネは呆然とする。アレクシオ・クリストウラスキ!二カ月前、彼のヨットが時化を避けてガキスの島に寄ったとき、イオーネは屈辱的な思いをさせられていた。あんな傲慢な人と結婚するなんて…。しかし次の瞬間、イオーネは希望に目を輝かせた。そうよ、花婿を利用して、自由へのパスポートを手に入れるのよ。
自由になるために結婚を選んだヒロインの気持ちは理解できる。確かに逃げだそうとしたのは軽率だったかも知れないけれど、特に知りもしない相手なのだから、仕方がない気もする。一応、ヨーロッパの寄宿舎に入っていた割にヒロインが物知らずなのはびっくり。 -
暴君の父親から自分の結婚する相手をあてがわれ素直に従うイオーネ。相手のアレクシオが何故承諾したのかわからないまま父親から自由になるパスポートとして彼を利用するイオーネだったが、やがて彼の魅力に惹かれていく。そんな時父親が急死したと知らせを受け・・。これも天然キャラっぽい、ヒーローのキャラも好み。