背徳のキス (ハーレクイン・ロマンス 1902)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596119025

感想・レビュー・書評

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  • 前半はじれったいものの、これぞハーレクイン!とっいった雰囲気の、文句なくさくっと楽しめる一品。
    苦労して生きてきたバージンの未亡人。義憤にかられ、ジョアンナを大切にしたコンスタンティンとのいたわり合いは、素晴らしいものではあるのだが、このおやじも、本気であと20年若ければッ!と思っているあたり、かなりタヌキなキャラだった。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4142.html

  • おとうちゃんが偉大だ~

  • R1902来るべきではなかったのかもしれない。老カストロの邸宅を見上げ、ジョアンナはそっとため息をついた。ギリシアの富豪と聞いてはいたけれど、まさかこれほどとは!老カストロに促され、戸惑いながら彼女は邸宅に足を踏み入れた。六十七歳の父親が連れてきた若い恋人に、カストロ家は大騒ぎだった。財産目当ての計算高い女―周囲の視線が、突き刺すように痛い。そして二日目。最悪の出会いが待ち受けていた。長男のデメトリオス・カストロが出張から帰ってきたのだ。恐ろしく整った風貌に、敵意をたたえて光る漆黒の瞳。彼には近づかないほうがいいわ―本能がそう言っている。だが、ジョアンナは気づいていなかった。デメトリの瞳に浮かぶ敵意の裏に、苦悩に満ちた、実の父親への嫉妬が隠されていることを…。 HR174

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