- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596121127
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
盲目的にエットーレを信じたのに、彼には婚約者がいたばかりか濡れ衣まで着せられ、妊娠を彼に告げることもなく出産したソフィー。
頼れる人物を亡くし、ホームレスとなった彼女は友人宅に身を寄せる途中で、エットーレに拾われて…
ダイアナ ハミルトンの作品も地中海ダーリンの鬼ロマでいい感じに楽しいのだが、なんとなくダーリンにイラッとくる。
この話は、惨めなヒロインが追い込まれて、かなりわいそうなだけに、余計にダーリンに突っ込みを入れたくなる。ん〜〜もうぅ!
なんだか、ダーリンの言葉が言い訳っぽく聞こえるのよネ!
などと、キャンキャン吠えて転がって喜べる人向け。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4299.html -
R-2112
住む家を失い、友人宅へと雨の中を歩いていたソフィー。足を滑らせ排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになる。車から降りてきた人物は、かつて愛し、裏切られた男性エットーレだった。 -
R-2112
-
ソフィーは住む家を失い、友人宅に身を寄せるため雨の中を歩いていた。足を滑らせ排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになる。だがソフィーの不運はそれだけでは終わらなかった。車から降りてきた人物は、かつて愛した男性エットーレだったのだ。彼の姉の家で子守りとして働いていたソフィーを、彼は婚約者のある身でありながら誘惑し、そのあげく宝石を盗んだと濡れ衣を着せ、追い出したのだった。相変わらず狂おしいほどにハンサムな彼は、軽蔑もあらわに言い放った。「こんなうらぶれた姿で排水溝にいるとは、まったくお似合いだな」そしてソフィーが抵抗するのも構わず、むりやり車に乗せた。
簡単に騙されるヒーローが信じられない。いかにも凝り固まった感じ。ヒロインは公的な援助に頼りたくないとしても、善意の申し出は受けるべきだろう、子供のためにも。