彼が結婚する理由 (ハーレクイン・ロマンス 2134 ラミレス家の花嫁 1)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596121349

感想・レビュー・書評

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  • 非摘出子のヒーローは亡くなったブラジル人の父の遺言により、一年以内に愛する女性と結婚し子供をもうける条件で異母弟2人と対面が叶うことになり結婚を考え始める。結婚相手には過去に付き合いのあったヒロインのことを思い浮かべるが、実は彼女はすでにヒーローの子どもを出産していて…。

    【ラミレス家の花嫁 1】

    ヒロインの父はヒーローの母と婚姻歴があり、かつてヒロイン父を実父である信じていたヒーローは7歳で事実を知り衝撃を受けるなど複雑な関係。ちなみに特にH/Hは義兄妹とかではない。
    両親から愛情を受けず育ったヒーローは愛を信じずプレイボーイだったが、元々家族に対して憧れがあったようで始めて大切な存在が出来たことで変わっていく。

    しかしどうにもヒーローはヒロインを愛していたから結婚したというより、遺言がきっかけで子どもがいたから家族になるのが目的としては大きく感じるのはロマンスとしてはどうなんだろう。

    というか無茶な遺言だよな、一歩間違えば不幸を生みそうだけどハーレクインなので(笑)

    The Ramirez Bride 2005

  • ニックには、異母兄がいる。しかし、兄弟達の居所を知るためには、ある条件を満たさなければならない…
    かつて突き放され、憎んだ亡き父からの挑戦ともとれる遺言のために、血の継ががりへの手がかりを求め、家族をつくるという決意をしたニックは、少し前に関係のあったテスを思いつく。
    しかし、テスはすでにニックの赤ん坊を産んでいた…

    三人の作家の連作によるミニシリーズ”ラミレス家の花嫁”の1巻。
    エマ・ダーシーの中でも、良作。
    ”2人が死を分かつまで”妻に誠意を見せようと心を砕く彼の姿がキュンです。
    良いロマでした。

    アリスンの漫画が素敵すぎるから原作を読んでみた
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4552.html

  • 再読。傲慢ではあるが、よくいるヒーローと違って頭ごなしに怒鳴ったり、蔑んだりしない。
    ここで脅したりしたらヒロインが離れてしまうと、考えてから説得したり行動に移す。相手を尊重しているとも言えるが、計算高い分なんだかそれは心からの言葉なのか疑ってしまう。
    二人とも結構複雑な家庭環境で育っているので、一歩間違えれば憎み合っていたかもしれないが、最初からそういう感情はなかったようで、お互いを認め合っているというよりは、根底に愛があったということか…。

  • 三人の作家が3兄弟のそれぞれの話を書いたミニシリーズの一冊目。
    一夜の情熱で子どもが出来ちゃって、諸事情でヒーローには子どもの存在をしらない・・・。
    ハーレでよくあるパターンですが、ヒーロー、ヒロインともに裕福で、
    仕事をもち、独立心も高いカップルというのはハラハラ度は低いけど、
    筋の通ったストーリーで楽しめました。

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