大富豪の醜聞 (ハーレクイン・ロマンス 2372)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596123725

感想・レビュー・書評

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  • パリとギリシアを舞台にウェイトレスと大富豪の話

  • 最初はヒロインのことも他の女性と同様自分を財布扱いするタイプだと思っていたヒーローが、徐々にメロメロになっていき、自分に経済的に頼らず、働こうとするヒロインにイライラするようになるのが何とも微笑ましい(笑)
    序盤こそヒロインを財産狙いの結婚詐欺師のように扱うが、そもそもが一目惚れ状態なので誤解が解けるともうヒロイン恋しさに仕事も手につかない…一方のヒロインは自分の生い立ちにコンプレックスを抱えていて、ヒーローとの関係に幸せを感じつつも、所詮は別世界の人だと一線を引き、いつかは逃げる気満々。
    脇役のヒーロー父も優しく、悪役らしい悪役は登場しません(過去にチラッと出てくるのみ)
    働き者ヒロインと冷酷に見えて実は優しいヒーローによるシンデレラストーリーです(ただし、ドレスはヒロインのお手製)

  • 自立心がすごく強いヒロインが印象的だった。
    傲慢なヒーローとの口論が面白かった。
    パパ素敵w

  • ハーレクインヒロイン一働き者と言ってもいいんじゃないか、ってぐらい健気、凛としたヒロインのお話。
    ヒーローのお父さんも好き~。

  • R-2372

    シャンタルはうっとりと舞踏会の夜を思い返した。ハンサムな男性に声をかけられ、情熱的なタンゴを踊って…。だがシャンタルは他人のチケットを使って忍び込んでいた身。嘘が暴かれそうになって逃げ帰るしかなかった。その男性がギリシアの大富豪アンゲロスだと知ってからは、いっそう自分がみじめになった。

  • シャンタルはうっとりと舞踏会の夜を思い返した。ハンサムな男性に声をかけられ、情熱的なタンゴを踊って…。だがシャンタルは他人のチケットを使って忍び込んでいた身。嘘が暴かれそうになって逃げ帰るしかなかった。その男性がギリシアの大富豪アンゲロスだと知ってからは、いっそう自分がみじめになった。おとぎばなしは終わったのだ。だから目の前で車が急停車し、彼が現れたときには驚いた。それもひどく怒って。私を違う誰かと勘違いしているみたいに。ああ、きっとチケットの本当の持ち主と間違えているんだわ。ふいに彼女の唇に、アンゲロスの怒りのこもった唇が重ねられた―。

    指輪は本物のほうが良かったんじゃないか。あるいは本物を身につけられるようになるまで書ききるとか。さすがにおもちゃだと興醒め。

  • ヒーローの父親がなんだかとっても印象的。ヒロインの過去も、もっと大きく描かれているのかと思ったら意外とコンパクトにまとめました、って感じで少しだけ物足りないかも。(^^;)

    ******************************
    シャンタルは、他人のチケットを手にし、夢のような舞踏会に忍び込んでいた。そこで出会った魅力的な男性から声をかけられ、情熱的なダンスまでした。しかし、彼女の招待がバレそうになり、逃げるようにその場をあとにした。ある日、店を辞めて、通りを歩いていたとき、目の前に高級車が止まり、中からあの時の男性が現れたときには驚いた。彼は大富豪のアンゲロス。しかし目の前にいる彼は、彼女に対してひどく怒っていると同時にシャルタンが持っていたチケットの本当の持ち主と勘違いしているようだった。

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