誘惑のらせん階段 (ハーレクイン・ロマンス 2409)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2009年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596124098
感想・レビュー・書評
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# (2009/07)
# ISBN-10: 4596124094詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヒロイン:クリスティーナ
ヒーロー:ラファエル
パーティーへ向かう途中、雪だまりにつっこんでいる女性クリスティーナを助けたラファエル。車を退避させ、破れたパーティー衣装も工面してやる。どうしたわけか、クリスティーナを放っておけなく面倒を見てしまった。今までとは全くタイプの違うぽっちゃりタイプの女性。その後、ロンドンに戻った彼は偶然、彼女が営む花屋を訪れ、ふたりは再会する。大企業を経営するプレイボーイの彼とは、まったく違う世界に生きる古風で男性経験のないクリスティーナ。財産目当ての女にうんざりしていた彼は、今まで会ったことのないタイプの彼女に興味をもち、母の勧めもありプロポーズをする。ところが、一旦結婚を承諾した彼女が愛のない結婚をしたくないと婚約を破棄し、2人は別れることになりますが、知らず知らずのうちに、彼女の世間知らずで天真爛漫な言動に惹かれていたことに気づいた彼は。。。
感想
原題はRafael's Suitable Brideです。どこが”誘惑のらせん階段”?!こんなタイトル付けるなんてすごい。別れた後、すぐに彼は新しい彼女を見つけるのに、彼女が他の男性にとられたくないという気持ちから彼女に辛くあたって最悪な男性です。嫉妬していることをやっと認識した時の告白はメロメロ、でも、彼の格好がぷぷぷと笑わせてくれます。 -
内容(「BOOK」データベースより)
自ら営む花屋のオフィスにいたクリスティーナは、不意に聞こえてきた話し声にどきっとした。昨日、ちょっとした窮地を救ってくれた男性に違いない。途方もなくセクシーな彼にクリスティーナは心を奪われた。彼はラファエルと名乗り、大企業の経営者だとわかったが、再会を約す言葉もなく、行ってしまったのだった。「僕がいないほうが君は幸せだろう…」どうやら花束に添えるカードを店員に書かせているらしい。花を贈って一方的に恋人との関係を絶つ魂胆ね。非情な男!クリスティーナは怒りに駆られ、彼の前に進み出た。
**ひとこと感想**
読み終わったあともなんだかスッキリ感が少ないかも。
唯一の救いは、純情で従順だと思っていたヒロインが意外にも?ヒーローと対決しようとする姿勢を見せてくれたことかも。最終的にはヒーロー懇願コースだったからね。