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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784596220233
感想・レビュー・書評
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恋人に騙されて破産したヒロインが結婚を条件にヒーローに借金返済してもらうんだが、ヒーローが田舎の城に引っ越すぜ!となって、我にかえって借金返済して離婚を目指すってのがヒロイン目線の話。そういう進行でヒーローサイドの心情描写は全く無いんだけど、実は最初からヒロイン好きだよね、っていうのがダダ判りなので、結局ヒーローの心情を想像しながら読む感じになるという、上手い構成なHQ。にしても、城に住むって大変そうだな…(笑)
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元恋人に裏切られて破産したヒロインと愛犬を救ってくれたヒーロー。愛のない結婚生活。唐突に古城に引越しになり、二人の距離が縮まる。
すごく私好みのストーリーで楽しかった。ヒーロー目線がなかったのが少し残念だけど、ヒロイン目線からでも客観的に見たらヒーローがヒロインを想ってる事が伝わる。ラストのヒーローの台詞がすごく良かった。 -
インテリアデザイナーとして前途洋々のはずだったマロリーは恋人スティーヴにだまされ、会社のお金をすべて持ち逃げされた。残ったのは多額の借金と愛犬チャーリーだけ。その借金を肩代わりして彼女を救ったのが今の夫トールだ。交換条件として結婚を求められ、しかたなく応じたマロリーは建設会社を経営する彼の客をもてなす女主人役を務めてきた。恋人を忘れられないまま、形だけの夫婦生活を続けていたある日、トールが突然スコットランド高地にある荒れ果てた古城を相続し、会社も家も売ってそこに移り住むと言いだした。またしてもマロリーに選択の余地はなく、新たな生活が始まった。
ヒーローがなにを考えているのか。最初からヒロインが求めていることはわかっていただろうに。だいたいどういう経緯があったにせよ、夫婦となった以上、住む場所という大切なことは相談すべきだろう。
ジェシカ・ハートの作品
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