フィレンツェの奇跡 (ハーレクイン・イマージュ 2060)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596220608

感想・レビュー・書評

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  • 婚約間近の恋人と愛する妻、お互い裏切られたヒロインとヒーロー。
    二人で亡くなった恋人と妻の手紙を読むシーンが心が痛い。
    同じ時期に同じ相手の子供を妊娠したヒロインとヒーロー妻の対比が切ない。
    ヒーローの信じていた愛する妻の生前何度も浮気していた決定的証拠となる手紙を隠すシーンがルーシー・ゴードンのヒロインらしいなと。
    どんなに憎くても二人はもう死んでいる。
    ヒロインとヒーローが幸せになって生きていくこそが最高の復讐になるなと思ってしまう。

  • 元恋人が交際相手と共に事故死する。
    一年後の追悼式にて、元恋人が駆け落ちした相手の夫と出会いーー。

    浮気、不倫カップルがゲス過ぎてムカッとしてきます。
    運命の相手に出会って盛り上がるのはいいけど、だったら恋人に別れを告げたらいいのに…
    ダラダラと相手を嘲笑うかのように影で関係を深めているとは…現実でもあるだろうけど、うーん。
    おかげで主人公たちは結ばれたわけだけどゲスカップルにモヤっとするのでスッキリしない。

    2008年。

  • 恋人は人妻と裏切った挙げ句、大事故で亡くなった。流産し、虚無感を埋めるように仕事に励んできたアリッサだったが、それでも埋まらない何かを求め彼女は追悼式に参列した。
    そこで、恋人と亡くなった不倫相手の夫ドラーゴと知り合う…

    クリスマスのお話。
    前半は、お互いの亡くなった交際相手の悪い面と向き合う、傷をえぐりながらの対話で、展開に情熱的な部分はなく、かなり重い。
    前半を乗り切れば、ラストに彼が彼女の優しさに何も言わなくても気がついてくれるところがロマンチックで素敵なストーリーだと感じる。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3731.html

  • 前半はひたすら恋人に裏切られたもの同士、辛さを共有し、慰めあう展開が続くので話が重い。うまいんだけど、クリスマス気分の今の自分には重すぎた。
    でも、よくよく考えてみるといつも重い話なので、それが作風なのかも。

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