不機嫌な教授 (ハーレクイン・イマージュ 2089)

著者 : ベティ・ニールズ 神鳥奈穂子

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2010年4月5日発売)

感想・レビュー・書評

[本読み隊さんの感想 · 2016年10月18日]

ベティ作品の中で、一番気に入っているお話です。
年上の不機嫌な教授と、諦め気味の片思いの恋心が切ないロマ。
とはいえ、万人にオススメの作品とはいえない。結婚が一番という作者の考え方と、働く女性の現代との差はかなり大きく、ヒーローの身勝手な部分が嫌われ要素。そして、ヒロインの職業選択が微妙で歯がゆい！
でも、16歳という年の差に振り回されながら、自分に自信のない年若いヒロインが、男性というものを理解できず、淡い恋心に涙しながら、彼から離れて一生懸命自立しようとする姿は、いじましくて可愛いらくしくキュン転がれるのです。
彼女を見るたびに、自分の気持ちに不機嫌になる教授の男心読み取って突っ込みを入れながら読むのが、とても楽しいロマ。
詳細は下記
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5270.html

[うるるんさんの感想 · 2010年5月1日]

ヒロインに対して君には興味ないよ、なんて態度をとりながら、実は初めて会ったときから惹かれたんだ、ってヒーロー。見事なポーカーフェイスぶりはベテイならではですね。
（I-2089）

[okmrsunshineさんの感想 · 2010年4月12日]

基本的にはいつものベティ
例外：ヒーローがイギリス人、ヒロインの美人な姉が意地悪じゃない