雷鳴の夜 (ハーレクイン・イマージュ 2146)

著者 : ジェシカ・スティール 愛甲玲

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2011年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[raraminさんの感想 · 2017年9月27日]

父の策略の元、18歳で結婚したヒロイン。
結婚は祖父の遺産の10%をすぐにでも受け取るためのものですぐに解消されるはずだった。
しかし横暴な父の裏切りによって結婚相手に約束していた経営危機にある会社の援助はなく、結婚も解消されぬまま時は過ぎた。
八年後、名目上の夫婦である2人が再会してーー。

周りに夫婦だってバラすシーンがなかったのは残念。
ヒーローはなかなかスイート。
ヒロインの心の揺れ動きの描写が丁寧な印象。

2009年。

[本読み隊さんの感想 · 2015年1月9日]

横暴な父に従ったことを後悔し続けるヒロイン・フェリックス。
母の死と母を愛したヘンリーによって支えられた彼女が幸せを見つける姿が素敵な物語。

晩年の作品。この年以降の作品はいまのところない。
ご存命だが、御年80。執筆活動はされていない様子。
乙女の胸キュンとダーリンの甘い告白もこれが最後だと思うと、大好きな作家だけにとても寂しい。

http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4200.html

[okmrsunshineさんの感想 · 2011年1月27日]

いつものジェシカ♪
最近のハーレにはなかなかいないかよわいヒロイン。
最後にはちゃんと成長するけど。

ＤＳソフトに収録されていた未邦訳作品はどれもおもしろかったけど、他のも出るのかな。