十八歳になった君へ (ハーレクイン・イマージュ)
- ハーパーコリンズ・ ジャパン (2015年10月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596223944
作品紹介・あらすじ
10歳のとき事故で両親が亡くなり、施設に送られたアン。しかし、匿名の後援者が学費を援助してくれたおかげで寄宿学校に通えることになり、その後、カレッジにも進学した。個人的な理由から身元を明かしたくないというその男性を、彼女は"あしながおじさん"と呼び、長年手紙のやりとりを続けてきた。文通はいつしか孤独なアンの心の支えとなり、彼の温かい言葉を読むたび幸せに包まれるのだった。だが卒業間近のある日、いつものように便箋を開いたアンは、思いがけない内容を目の当たりにし、愕然とした-(君はもう大人だ。この文通が君の重荷になる前に、終止符を打ちたい)
感想・レビュー・書評
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あしながおじさんとの恋…!
もうそれだけで読まねば!
設定だけでキュンキュンしてしまう。できればこれ、MIRA文庫で読みたいなぁ。こういう設定モノないかなぁ。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「あしながおじさん」をモチーフに書かれた作品。20になってカレッジを卒業するヒロインの前に現れた年上の大物実業家タークイン・ラドルフ。なのに、なぜだかすぐに悩みを打ち明けられる関係に…18歳という歳の差。初めての恋を知り戸惑う乙女心の成長が描かれます。
南アフリカの作家さんなので、地名と季節に違和感を感じますが、雰囲気はイギリスっぽい古き良きロマ。初期作品なので、80年代にファンになった方からすると、闊達な女性像とは違った雰囲気の違いを感じるかも。
迷いや戸惑いを乗り越えての、清楚な乙女の年上の男性へのまっすぐな恋心が良いです。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4994.html -
ヒロインに近づかないよう自制するけどふとした時に心の奥底に秘めた希望・感情が出てしまうヒーローにキュン死