闇に歌うナイチンゲール (ハーレクイン・イマージュ)
- ハーパーコリンズ・ ジャパン (2016年3月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596224125
作品紹介・あらすじ
ロンドンで小児科専門の看護師として働いていたサブリナは、とある夫人の孫を住み込みで世話する求人に応募して採用され、カリブ海の美しい島の高台にそびえる豪邸にやってきた。ところが、てっきり子供だと思っていた患者がじつは大人の男性だということがわかり、彼女は動揺した。世界的に有名な実業家だったダグラスは事故で視力を失い、今は一族が代々住む島で隠遁生活を送っているらしい。同情されることを何よりも嫌う彼は皮肉屋で辛辣だが、サブリナはその誇り高さと陰のある魅力にしだいに惹かれていく。施設育ちで不器量な自分と彼とでは、
感想・レビュー・書評
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自分の容姿に自信のないサブリナ・ミュアは、視力を失った頑固で皮肉屋のダグラスの看護をすることに。次第に彼に惹かれ始めるが、彼がサブリナを勝手に美しい女性として想像しているのではと怯えるのです。
今読むとありがちな話に感じるが、71年という時代背景を考慮すると、ロマンスの草創期に大きな影響を与えたのだろうと感じる作品。
男性視点はないので、彼の気持ちをいまいち読み取りにくいが、そこは妄想でおぎなってくれたまえ。
感涙というほどでもなかったけど、まあまあ。
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☆4+
良いイマージュ
ヒロインに「幸せになれてよかったね」と思えるハーレクインはやっぱり好き。そしてこんな大人なヒーローなら、ヒロインの良さを分かって慈しんでくれそうだし、ヒーロー自身の闇も晴れ、読後感がとっても良い~ -
失明ヒーロー:ダグラスに恋する、自分の容姿に自信が持てないヒロイン:サブリナ。
設定が素敵。
ちょっとうるっときてしまった。
それまで苦しい人生を歩んできたヒロインだから、幸せになるところをもっと読みたかった! -
ヒロインが魅力的なのかそうじゃないのかよくわからなかったが、
話自体は面白かった。