熱いバレンタイン (ハーレクイン・アフロディーテ 43)

著者 : ヴィッキー・L.トンプソン 山口絵夢

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2008年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[fuefueさんの感想 · 2011年5月28日]

ロマンス作家志望のヒーロー。初投稿の作品に出版社が食いついたが、男でロマンス作家ってやばいかも？と幼馴染のヒロインに代理を依頼。
一緒にニューヨークまで行く、というお話。
男性が眼鏡を掛けてて、見た目に拘らないタイプだけど、髪を切って眼鏡を外すとイケメンになってしまうという・・・昼の仕事もブルーカラーだからガタイも良いという・・・少女漫画的な設定。
ヒロインは有能なキャリアウーマンで、家族に対しての責任感が強い。幼馴染のヒーローについても家族の延長線上でおせっかいを焼いていくけど、一緒に旅して、その魅力に気づいてしまう。
近くに居ると見えないもんなんだなというところ。

作中で解決しない、ヒロインのデート相手のセクハラ問題と家族の問題が少し気になるけど、まあそこは想像でカバーしていくしかないのかな。