本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596321985
感想・レビュー・書評
-
1213年春、ウェールズ辺境地方で、ジリアン・ド・ロークレアは父の死後、ロークレア城を守ってきた。家臣達は助けてくれるものの、どこからともなくやってくる襲撃者に、城も領地も領民も脅かされ、ジリアンは不安な日々を送っていた。父の部屋で見つけた婚約者ラナルフからの手紙を見て愕然とする。彼は婚約してすぐに忽然と姿を消し、あれから4年が経とうとしている。もし、ラナルフがここにいてくれたら?こんな襲撃もないのでは?そんな望みはこの手紙で打ち砕かれた。ジリアンとは結婚できない理由が書き述べられジリアンとは関わりたくないと書いてある手紙。これを見た父は何を思ったのだろう?
城のことを思い、苦しんだあげく、ジリアンはイングランドのジョン王に助けを求める手紙を出す。あれから2ヶ月。ようやく王の使者の一行が到着し胸をなで下ろす。とそこに、従者の一人としてラナルフの姿が・・・。ジリアンは混乱してしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示