乙女の告白 (ハーレクイン・ヒストリカル 202)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596322029

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  • プレイボーイな伯爵ヒーローと、両親のスキャンダルにより家政婦として働く健気なヒロイン。
    お互い干渉せず、慎重にふるまえば愛人も作ってもいい(直訳)という契約で結婚することになった二人。
    ヒロインのことを色々知り、惹かれるようになってそれをすぐさま後悔するヒーローが楽しい。
    ただプライドの高さからそれを認められずにヒロインを傷付けてばかりなのがいただけない。
    ヒロインが悪夢のせいで夜も眠れず、身も心のボロボロになっていく姿が痛々しかった。

    親戚のおばさまも報いを受けるところを見たかったかな。

  • ンデレラ→便宜的な結婚でギクシャクというロマ。
    丁寧に二人の関係が描かれるので、ヒロインに感情移入しながらも、思い悩んだ末に墓穴を掘りまくるマーカスが痛々しくキュンなのです。そんな二人のために人肌脱ぐ友情もありという、お得感のあるエンタメロマでした。
    ものすごく感動というわけでもないし物語は王道だけど、こういうの好きです。
    あらすじなど下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4831.html

  • 便宜結婚した後、お互いにメロメロなのに、プライドと遠慮、負い目が重なって素直になれないヒーローとヒロイン。
    悲惨な生い立ちをしたヒロインに庇護欲そそられまくりのヒーローは、甘やかしたい、優しくしたい、愛し合いたいんだけど、結婚前にした約束のせいで上手くいかない。
    2人の関係は焦れったくて切なくて可愛い。
    ヒーローの友人ジャックは別作品でヒーローやってますが、脇役のこちらの方がカッコいいです。

  • 初ハーレクイン作品。圧倒された。すれちがいのせつなさ、色気、豪華絢爛な世界、シンデレラ・ストーリー、願望充足エンターテインメントとしてのすごさに圧倒。

  • ロンドン社交界でプレイボーイとして浮き名を流すマーカス・ラングリーは独身主義を貫き、怪しげな噂のある美女とばかり付き合っていた。純真無垢な乙女と付き合えば結婚の2文字を突きつけられてしまうから。「恋なんて絶対にしない」と決め込んでいた。そんなおり、大叔父が亡くなり、マーカスは領地の管理を任された。仕事が得意なマーカスは、現地の付いてみてビックリする。地所は荒れ果て、農民は貧しさにあえいでいる様子。屋敷の中も無惨な状態だ。家政婦もいないという。叔父の金はあるくせにとことん切りつめた生活に心底怒りを感じるマーカス。家政婦代わりに叔父が引き取った女性がいるという。それも病気なのに金がないので医者も呼べないという。
    マーカスは、領地の改革と気の毒なその女性を助けようと決意し、病床の老婆を訪ねたら、そこにいたのは20歳にもならないであろう乙女がベットに横たわっていた。

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