愛の円舞曲 (ハーレクイン・ヒストリカル 244 三人の求婚者 2)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2006年2月1日発売)
本棚登録 : 8人
感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596322449
感想・レビュー・書評
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54軒ホテルチェーンの経営はうまくできるのに、恋の駆け引きはうまくないルシンダ。
ハリーもルシンダもどっちもどっちというか、モヤモヤするなぁ。
ドーリッシュがいいキャラ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハリーは魔の手から逃げるようにロンドンをあとにした。都会に留まっているかぎり、なんとしても彼を結婚させようという縁結びが好きなご婦人方から逃れられないからだ。彼は愛馬の手綱を取り、郊外の道を飛ばしていた。その途中、道の真ん中に大型の馬車が横倒しになっている現場にでくわした。中に人が閉じこめられている。急いで助け出そうと扉を開けた瞬間、ハリーはくらくらした。極上の真珠を思わせる女性がこちらをひたと見ていたからだ。
放蕩者がメロメロになる定番。それでも必死に繕うヒーロー。展開は淡々としていてちょっと残念。 -
ヒロインが結婚したいときはヒーローがトラウマから結婚には及び腰で、ヒーローが結婚に前向きになるとヒロインは彼の段階を踏んだ求愛に情熱を感じられず「どうして愛を信じて前に進まないんだろう」と思ってしまうため、気持ちがすれ違う。お互いメロメロなのは読み取れるだけにもどかしい。かなり放蕩者だったと思しきヒーローにはちょっと引いてしまう。でも、エンディングでヒーローがヒロインへのメロメロ度を全開にするので、読後感は幸せに浸れる。これで0.5プラスして☆3.5かな。
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