幸せの記憶 (ハーレクイン・ヒストリカル 323)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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本棚登録 : 19
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596323231

感想・レビュー・書評

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  • 幼馴染みで、かつて婚約までしていた2人。ところが誤解が重なって解消した後5年が経った。祖父と暮らしていたエミリーは親友が暮らす屋敷での夜会に出席し、セバスチャンと再会する。ずっとエミリーを想っていたセバスチャンは、強盗に命を奪われた親友の仇をとる為の作戦として再び婚約を持ちかける。エミリーがセバスチャンの事を思って、事件解決へと暴走したり、目の前に色んなヒントが転がっているのに気がつかなかったりと、かえって足を引っ張っているのはお約束。もともとお互いを思っての勘違いで別れていた2人。偽装の裏で昔のままの気持ちでいた2人にジレジレ。ハキハキしたエミリーと大人な対応のセバスチャンは良きパートナーでした。
    ヒントが多いので、宝石泥棒の犯人はすぐ分かっちゃった。

  • 5年前、ヒロインの誤解から、以前、婚約を破棄した二人。
    しかしヒーローはヒロインのことが好きで、時期を見てあらためてプロポーズしようと考えていた。
    ・・・というわりに、ヒロインに対する情熱ってものがさほど感じられないヒーロー。ホントにそんなに好きか?と問いたくなるくらいw
    実は理由があって放蕩者を演じていた、というが、その演技もさほど必要性を感じないのは何故なんだろう・・・。
    もっと、ヒーローがヒロインにメロメロな感じがあれば・・・せめてラストでもそういうのがあれば良かったと思うけど。
    熱意が感じられないのでイマイチ盛り上がりに欠けた。

  • 3.5
    ひとつの勘違いというか思い込みが最初からほんとに最後まで全体を貫いてる話。
    エミリーは率直で正義感が強いけどその思い込みのせいでなんとやら。
    セバスチャン大変だなぁ。

  • Lord Hawkridge's Secret
    エミリー・ステイプルトン、セバスチャン・ホークリッジ、セーラ・ニコルズ、チャールズ・デヴァレル、キャロライン・ファリントン、コートニー・ファリントン、トビー・トレヴェーネン、マイケル・サザーランド
    ドーセットシャーで祖父と暮らすエミリーは、親友セーラを乗せて二頭立て二輪馬車を繰り出している最中に瀕死の青年に遭遇する。一方、エミリーの幼馴染であり実は後見人を務めているセバスチャンは、親友サイモンとその妻エリザベスの敵を探していた。

  • ヒロインは16歳の時に婚約を破棄している。相手は初恋の男性だけど自分以外に好きな人がいると思って身を引いたのだ。
    それから5年してヒーローと再会。彼は放蕩貴族を装っているがある事件を内密裏に調べている。
    その調査のためにヒロインに婚約者を演じてもらうよう要請するのだが。
    お互い思い合っているのに、立場的には見せかけの婚約者という複雑な状況に追いやられている。
    ヒロインは賢くて勇気があり、ヒーローも負けてない。
    事件と二人の関係が進展したり滞ったりするのが面白い。
    最後の誤解が解ける時の「あら」っというあっけなさも気に入ってます。

  • 過去の愛人との遭遇はあり

  • ヒロイン:エミリー・スティープルトン 両親をなくし、祖父と暮らす
    ヒーロー:セバスチャン・ホークリッジ、エミリーの母親が名づけ親
    エミリーの母親の希望でエミリーは16歳の時にセバスチャンと婚約をしたのですが、母親が亡くなり、セバスチャンが彼の従姉妹キャロラインを愛していると誤解したことで婚約を解消していました。それから5年後、エミリーは瀕死の男性を発見し、彼が息を引き取る間際、言葉?暗号を聞いてしまいます。この事件をきっかけにセバスチャン再会します。セバスチャンは婚約解消後、放蕩ものの仮面をつけていましたが、
    実は親友夫婦を殺した強盗団を捕まえるために隠密行動をしていました。強盗団をおびき出すために、彼と再度婚約し、婚約者として家宝であるダイアのネックレスを身につけることに協力することになります。

    ヒロインの性格があまり魅力的でなく、今ひとつ話しに乗り切れなった。ヒロインは、ジェーン・オースティンのエマのようです。話しの展開やサスペンスが盛り込まれた内容が、”悩める伯爵”に似ていますね。

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