鷹の公爵とシンデレラ (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル 22)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2011年9月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596331229
感想・レビュー・書評
-
酷評が多かったレビューとは裏腹に結構楽しめました。
ヒロインは趣味じゃなかったけどね。
ヒストリカルで、
恵まれない境遇の女性が見染められて~
ってストーリーは使い古された流れなのに鉄板でおいしいですねぇ。
気の強いヒロインってのも悪くないけど
シンデレラ的な役回りならもっと...、
思慮深くて慎み深い周囲に感謝の気持ちを忘れない心配りを忘れない女性
(ええ!不幸なシンデレラ的扱いを受けて来たので我慢強いんですと涙を誘うような)
の方が良かったな。
ヒーローが横柄だとか傲慢だとかで好きになれないというレビューをいくつか見掛けたけど、
横柄だって傲慢だって良いじゃない。
そういうヒーローが折れて屈して、泣いたり跪いたりするんが醍醐味なんじゃない!
いいね、いいね。そういう意味、美味しい作品だったと思います。
あ。補足しておけば、定価で買ったら上記と同じ評価はしなかったと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Yahoo!のタダ読みで読了。さくさくと楽しく読めたわりに読んで数日経った今では内容がおぼろげに。覚えているのはヒーローの瞳が茶色の縁に金色で名前がホークっていうのと、ヒロインがジェーン・スミスっていう名前でヒーローに「愛情ある親ならスミスという姓にジェーンという名前はつけないだろう(日本で言うと山田花子みたいな感じか)」と言われるところ。
ヒーローが毛色の違う辛辣なヒロインに興味を抱くのは分からなくもないし、ハンサムでなんだかんだ言いながらも親切なヒーローにヒロインが惹かれるのも分からなくはないけど、二人が本能優先なので、それはもっと先でもよかったんじゃん?なんてロマンス小説にあるまじき感想を抱いてしまった。(でも内容忘れてるから実際とは違うかも。) -
2.7
ヒッチハイクの才能あるなジェーン。
しかし2人ともいろんな意味で沸点低くて似た者同士。
読者からすると筋がバレバレ、読まされてる感が強くて、なんだかなー
ドタバタとコミカルでテンポはいいんだけど。 -
全体的に喜劇的&セクシー路線のヒストリカル
ハレクインロマンスでおなじみのキャロル モーティマーの初ヒストリカル
キャロル モーティマーらしい、暴走と妄想激しい激情型の娘の乙女心と、それを心配し保護しなければならないと感じる公爵の理性と欲望の内心の葛藤が楽しいお話。
ホイットニー伯爵がいい感じにかき混ぜてくれます。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3125.html -
公爵(31)+田舎牧師の娘(22)[more]電子貸本Renta!無料サンプル読了。
<blockquote>内容(「BOOK」データベースより)
幼いころに親を亡くしたジェーンは、後見人の母娘に疎まれ、使用人同然の生活を送ってきた。みじめな将来を思って悲嘆に暮れていたとき、屋敷に公爵を招いてハウスパーティーが開かれることになる。現れたスタワーブリッジ公爵はこのうえなく優雅で、ジェーンは遠くから眺めるだけで満足をおぼえるが、なぜか公爵は彼女に興味を示してきた。それが後見人の不興を招き、ジェーンは屋敷を追われてしまう。頼る人もいないのに、どうやって生きていけばいいの…?困り果てた彼女は、ある計画を胸に秘めて公爵を訪ねた。</blockquote>
う〜ん、普通・・・。ヒロインの父親も初登場からバレバレだし・・・。登場人物が少ないからね・・・。もしや省略されてるとか?
ヒストリカルらしさがあまりなかった気がする。コンテとかわらないというか。
コンテのモーティマーはわりと好きなんだけど、やっぱりヒストリカルは古臭い切なさと華やかさが無いと。
というか、これが2011年下半期ベストなの?!
えええ・・・上半期の<a href="http://mediamarker.net/u/m171/?asin=4596514410" target="_blank">『心があなたを忘れても』</a>は納得できたけど。
好みの問題ですが。
赤毛で緑の目のヒロインは気が強く、行動は行き当たりばったり。使用人同然の扱いを受けながら、やはり一線は引かれていたらしく、具体的な性知識なし。
傲慢な公爵は心情が語られてるから、そんなに酷くは思わなかった。こっちも行き当たりばったりだったなー。 -
すさまじい⁈ 黄色いドレスで鉢植えの影に隠れているジェーンにホークが話しかける場面が印象に残っている。素直に楽しめる作品。シリーズの続きが楽しみ。2011.11
-
シリーズ1作目。第十代スタワーブリッジ公爵と、後見人の家で使用人同然の生活をしているジェーン。公爵が屋敷に訪問した際、ジェーンに興味をしめす。その為に不興を買って、出生の秘密を知り、公爵と行動を共にする事になる。途中から出生の秘密は〇〇かな?と想像がついてきます。まあ、王道のストーリーで楽しめます。