恋はコインの表裏 (ハーレクイン・ディザイア+ 1476)

著者 : ジェイン・アン・クレンツ 木内重子

• ハーレクイン (2011年9月16日発売)

感想・レビュー・書評

[kina-koiさんの感想 · 2011年11月5日]

１９８４年ステファニー・ジェイムズ作品として発表。
『恋のかけひき』で初邦訳と背表紙にあるが間違い。
『恋のとりひき』で、P158が、新訳ではP187へ、読みやすくなってます。
統計学者のアリッサが、週末の息抜きにラスベガスで数学の才能を生かして勝っていると、ジョーダンに出会う。ギャンブラーとしてやはり数学の才能を持つ二人は惹かれあうが…。
出だしからジョーダンは強引で、ホットなシーンも楽しめます。
昇進を目前のアリッサが、ギャンブルをしていると会社にバレルと困る。
ギャンブルで生活しているジョーダンも、現在の生活に満足していない。
二人が日常と、才能を生かすギャンブラーとしての週末を捨てずに、どう結末にもっていくかが見ものです。

著者プロフィール

ジェイン・アン・クレンツ　Jayne Ann Krentz
米国ロマンス小説界を代表するベテラン作家。サンノゼ州立大学で図書館学の修士号を取得し、デューク大学図書館で司書をしながら執筆活動を続けた。
1979年に処女作を刊行以来、50作以上が＜ニューヨーク・タイムズ＞紙のベストセラーリストに載り、全世界で三千万部以上の著作が売れた。
ヒストリカル作品にはアマンダ・クイック、パラノーマル作品にはジェイン・キャッスルと複数のペンネームを使いわけている。
航空宇宙関連のエンジニアである夫フランクとともにシアトル在住。

「2020年 『霧の町から来た恋人』 で使われていた紹介文から引用しています。」