殺人遺伝子 ギルティ (ハーパーBOOKS)

制作 : 藤峰 みちか 
  • ハーパーコリンズ・ ジャパン
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本棚登録 : 47
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596550347

感想・レビュー・書評

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  • 面白いけどこんな近未来は来てほしくないな(笑)

  • 殺人遺伝子保因者は隔離され、保因者が一度でも暴力的な事件を起こすと、首に殺人(Homicide)の頭文字である"H"の刻印を入れられる。
    ・・・という近未来の世界のお話。

    最初に書店で見かけた時に、気になったけど保留にし、その後、ブクログで紹介されていたのを見て、結局購入した1冊。
    なんというか、実際、充分ありえそうな話だと。
    裕福な家庭に生まれ、音楽の才能があり、神童とまで言われて何の不自由もなく育ったデイビーが、どんどん辛い状況に追い込まれていき、最後、「どうなるのー!?」とページをめくると、ありえない中途半端な終わり方。
    え、何これ、結末はご想像にお任せします、ですか!?
    と思ったら、どうやら続きがあるようで。
    これで終わりじゃなくて、とりあえず良かった(笑)。

  • ブクログの献本でいただいた作品。
    印象を一言で言うと「ちょっとダークな設定の少女漫画」といった感じ。
    漫画という印象を受けただけあって、スラスラとは読める。が、何か考えさせられることは少ない。
    完璧美少女主人公が殺人遺伝子によって人生転落、と思いきやそこまで落ちぶれないし、性的なシーンがいくつかあるはずだが、全て未遂なところも少女漫画っぽさがある。
    また、全2作の1作目なので仕方がないが、微妙なところで終わっている。

    それにしてもこの主人公、頬が赤くなりすぎなのでは。

  • なぜ、人は人を殺すのか――。
    その謎が遺伝子レベルまで解き明かされ、殺人遺伝子保因者はDNA検査で分かるようになった近未来。
    類稀なる音楽の才能を持ち、名門私立高校に通っていた少女デイビーは、ある日その検査を受けて人殺しをする遺伝子HTS(殺人傾向症候群)保因者だと判明してしまう。
    その日から彼女の生活は一変し、公立高校のHTS保因者だけのクラスに放り込まれ、音楽院への入学許可は取り消された。父親は家に帰ってこなくなり、彼氏や友人は彼女が保因者だと知って距離を取るようになる。
    絶望に苛まれる中、デイビーは殺人の頭文字「H」の刻印が首に押された青年ショーンと出会うが…。

    もう一気読み。
    読み始めてから読み終わるまで、目が離せなかった!
    この物語の何がすごいって、十分ありえそうな未来であることです。殺人遺伝子を持つ者を見つけ出して、管理(差別)する。そして彼らが大きな事件を起こすと、保因者を全員収容所に入れてしまう――まだそうなってはいないけれど、いずれそうなってしまうのではないかと考えさせられる未来にゾクゾクしました。
    そんな世界の中で、突然殺人遺伝子の保因者と結果が出てしまったデイビーは本当に可哀想で。順風満帆だった彼女の人生は、文字通り転落します。

    何より酷かったのは彼氏と友達の裏切り。彼らのせいでデイビーが刻印を入れられた時は私も泣きそうになったほど。お兄ちゃんの「デビがこんなことされていいわけない!」は本気で泣きたくなる。
    でもデイビーにとってまだ救いがあったのは、家族の中では自分のために怒ってくれるお兄ちゃんが居たこと、そして先に刻印を入れられていて何かと彼女を守ってくれるショーンの存在があったことでしょうね。

    ショーンはな…あれはデイビーでなくても惚れるわな(笑)
    寡黙なくせして、デイビーとだけは話す上に、めちゃくちゃ強くて必要な時にちゃんと助けてくれるって最高にステキなんですけど!
    なんか彼が居れば大丈夫って安心感が常にある。
    正直施設抜け出した後はどうするんだって感じだけど、ショーンが居ればなんとかなりそうな気がする。
    あああ、しかし世界中が敵となったこの状況で、どんな結末を迎えるのか! とっても続きが気になる物語です。
    あと挿絵が田島さんなのも嬉しい。

  • 妙にリアリティがある殺人遺伝子という設定にかなり引き込まれつつ読み終えました。
    全ての人は安全ではない、現実世界でも色々な事が起こる、安全安心など、どこにもないのだなと思わされつつ、こんな世界の中でも自分を信じて強く生きようという生き方を教えてもらったように感じる。

  • ディストピアもの。順風満帆な女の子が運命に抗おうとしたり従おうとしたり。心理は見てて胸に詰まるものがあった。
    内容としては少し薄いのかもしれない。結局他の元クラスメイトがどうなったのかわからないまま。ただ、主人公の心情だけを書いたシンプルな作品。なので少し不完全燃焼な感じは残る。ショーンには恋してしまうよなぁ。。

  • 何も始まってない感じですかね。
    殺人遺伝子を持ってるというだけで、犯罪を犯してもいない者を隔離し、蔑む。そういう気持ち悪い世界の気持ち悪い(普通の)人間と殺人遺伝子を持った(普通の)人間のお話。

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