- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596550347
感想・レビュー・書評
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面白いけどこんな近未来は来てほしくないな(笑)
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殺人遺伝子保因者は隔離され、保因者が一度でも暴力的な事件を起こすと、首に殺人(Homicide)の頭文字である"H"の刻印を入れられる。
・・・という近未来の世界のお話。
最初に書店で見かけた時に、気になったけど保留にし、その後、ブクログで紹介されていたのを見て、結局購入した1冊。
なんというか、実際、充分ありえそうな話だと。
裕福な家庭に生まれ、音楽の才能があり、神童とまで言われて何の不自由もなく育ったデイビーが、どんどん辛い状況に追い込まれていき、最後、「どうなるのー!?」とページをめくると、ありえない中途半端な終わり方。
え、何これ、結末はご想像にお任せします、ですか!?
と思ったら、どうやら続きがあるようで。
これで終わりじゃなくて、とりあえず良かった(笑)。 -
妙にリアリティがある殺人遺伝子という設定にかなり引き込まれつつ読み終えました。
全ての人は安全ではない、現実世界でも色々な事が起こる、安全安心など、どこにもないのだなと思わされつつ、こんな世界の中でも自分を信じて強く生きようという生き方を教えてもらったように感じる。 -
何も始まってない感じですかね。
殺人遺伝子を持ってるというだけで、犯罪を犯してもいない者を隔離し、蔑む。そういう気持ち悪い世界の気持ち悪い(普通の)人間と殺人遺伝子を持った(普通の)人間のお話。
ソフィー・ジョーダンの作品





